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「ロイ・ビーン」、これが映画の面白さ!

2024-11-30 20:04:08 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

西部劇好き ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞  1972年製作

実在した名物判事ロイ・ビーンの生き様を、ユーモラスかつノスタルジックに描いた異色ウェスタン。

力で正義を守り、町を築いていった男。荒くれ者の仲間と無法者達を次々に吊るし上げ平穏な西部をつくった男。実在の人物を基に、荒削りだが愛すべき西部の男たちの物語で胸が熱くなる。文明が進歩が置き去りにしていった古き西部の男達。法律が一人歩きして正義がかすんでいくなかでの最後の戦いは痛快。やがて何もかも焼き尽くされ残った町にようやく男の憧れの女優が訪れる。彼女に宛てた恋文・・・。このラスト・シーンは秀逸。

テキサスの無法地帯に辿り着いた流れ者、ロイ・ビーンは町に居座り酒場を法廷に改造して判事として町に君臨する。右手に拳銃、左手に大女優リリーのポスターを携え、判決を言い渡す判事、ロイ・ビーン。しかしある日、狡猾な弁護士ガスの出現によりその地位は奪われ、ロイ・ビーンは一度は去って行くのだが・・・

ジョン・ヒューストン監督の快作。ポール・ニューマンがユーモラスかつ無骨に演じて味わい深く、奥さんになるヴィクトリア・プリンシパルが最高に可愛い。

 


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