おすすめ度 ☆☆☆★
夢のある映画好き ☆☆☆☆
アメリカの人気作家ポール・ギャリコの長編小説を、「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビル主演で映画化。
レスリーマンビルの演技に感服。
1950年代、第2次世界大戦後のロンドン。夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスは、勤め先でディオールのドレスに出会う。その美しさに魅せられた彼女は、フランスへドレスを買いに行くことを決意。どうにか資金を集めてパリのディオール本店を訪れたものの、威圧的な支配人コルベールに追い出されそうになってしまう。しかし夢を決して諦めないハリスの姿は会計士アンドレやモデルのナターシャ、シャサーニュ公爵ら、出会った人々の心を動かしていく。
50年代イギリスの家政婦の生活と、花の都パリの中でも最も華やかなオートクチュールの世界が、一人の主人公の思いから繋がるストーリーラインが面白い。
あまりにうまくいくので、眉唾物だが、マンピルの人柄がそれを許す。
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