おススメ度 ☆☆☆
原作は伊吹有喜の人気小説。NHKでドラマ化されている。今回はタナダユキ監督。
70歳で妻を亡くし悄然としている男の下へ、ちゃきちゃきの女の子がやってくる。妻が生前勤めていた施設でそこに入所していた女の子に自分の49日の法要を盛り上げてくれるように頼んだのだ。
一方、不妊と夫の浮気に悩み離婚を決意し帰宅した娘。父が若い女と風呂に入っているのにびっくり。
そんな親子が、ちゃきちゃき娘と、ブラジル三世の男に助けられ、49日の法要までの間に再生していく物語。
タイトルの「49日のレシピ」は、なくなる前に妻が画帳に料理のレシピとか、宴会を盛大にとか、メッセージをメモっていたことによる。
タナダ監督は、日常生活の機微を丁寧に描き、過去の出来事を織り交ぜながら、人生のいろいろを描いている。
狂言回し役のちゃきちゃきっこを、二階堂ふみが演じ、あっけらかんとした現代娘をちゃっかり演じている。これにブラジル三世を岡田将生が演じ、暗くなりがちな物語を明るくしている。
子供を産めないというセリフが何度も出てきて、世の中子供ができなくて困っている女性には励みになりそうだ。
中で、父親の姉を淡路恵子が演じ、伝統的な家族観を憎たらしく演じている。最後はフラダンスで締めくくるが、唐突感はぬぐえない。
父親を石橋蓮司、娘を永作博美が演じ、手堅い感じだ。
129分はちょっと長いと思うが、丁寧な作りだ。
原作は伊吹有喜の人気小説。NHKでドラマ化されている。今回はタナダユキ監督。
70歳で妻を亡くし悄然としている男の下へ、ちゃきちゃきの女の子がやってくる。妻が生前勤めていた施設でそこに入所していた女の子に自分の49日の法要を盛り上げてくれるように頼んだのだ。
一方、不妊と夫の浮気に悩み離婚を決意し帰宅した娘。父が若い女と風呂に入っているのにびっくり。
そんな親子が、ちゃきちゃき娘と、ブラジル三世の男に助けられ、49日の法要までの間に再生していく物語。
タイトルの「49日のレシピ」は、なくなる前に妻が画帳に料理のレシピとか、宴会を盛大にとか、メッセージをメモっていたことによる。
タナダ監督は、日常生活の機微を丁寧に描き、過去の出来事を織り交ぜながら、人生のいろいろを描いている。
狂言回し役のちゃきちゃきっこを、二階堂ふみが演じ、あっけらかんとした現代娘をちゃっかり演じている。これにブラジル三世を岡田将生が演じ、暗くなりがちな物語を明るくしている。
子供を産めないというセリフが何度も出てきて、世の中子供ができなくて困っている女性には励みになりそうだ。
中で、父親の姉を淡路恵子が演じ、伝統的な家族観を憎たらしく演じている。最後はフラダンスで締めくくるが、唐突感はぬぐえない。
父親を石橋蓮司、娘を永作博美が演じ、手堅い感じだ。
129分はちょっと長いと思うが、丁寧な作りだ。
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