おすすめ度 ☆☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 1962年製作
ピュリッツァー賞を受賞したハーパー・リーの自伝的小説を原作に、1930年代のアメリカ南部で人種差別に立ち向かう弁護士の闘いを幼い子どもたちの視点から描いた名作ドラマ。
グレゴリー・ペックが1963年・第35回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
1932年、人種差別が根強く残るアラバマ州の田舎町。弁護士フィンチは妻に先立たれ、まだ幼い2人の子どもたちと暮らしている。ある日、彼は白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年の弁護を担当することに。何よりも正義を重んじるフィンチは、差別や偏見に立ち向かいながら、青年の無実を証明するべく奔走する。しかし町民たちはそれを快く思わず、フィンチや子どもたちに対する風当たりは日ごとに強くなっていく。
クライマックスは、裁判での弁護演説だろう。
子供たちの活躍(演技も含めて)は素晴らしく、それが、本題の人種差別問題を浮き彫りにしていく。
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