ひろの映画見たまま

映画にワクワク

キムギドク監督作品「リアルフィクション」

2008-07-16 20:58:33 | 映画
2000年に韓国の鬼才とされるキムギドクが監督した作品だ。

3時間20分で撮影したとされる実験映画だ。

公園で似顔絵を描いている青年が、彼を撮影している女性に

ついて行った先が、「もう一人の自分」という劇場で、

そこで劇の一員にされ、

今まで、捨てられたり殴られて、殺してやりたいと思った人を殺す約束をし、

劇中の相手を射殺してしまう。

その後は、その劇の通りに殺人をしていく。復讐劇だ。

キムギドクらしい、鮮烈な映像もあるが

実験映画らしく、白々しさが漂って、あまり好きになれない。

話もちょっとわかりにくく、最初の劇で

復讐の相手を、説明するのだが、よく見ていないとわからなくなってしまう。

また常に撮影する女が出てくるし

最後は、映画の撮影シーンというネタばれもあり、

はぐらかされた感じになる。

キムギドク好きでなければ、ちょっと引いてしまう映画だ。




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