ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「海難1890」、日本トルコ友好の歴史

2015-12-19 19:05:57 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

日本トルコ友好に乾杯 ☆☆☆☆

日本トルコ合作映画

今年は、日本、トルコ友好125周年だ。

安倍首相はトルコを訪問、エルドアン大統領が来日。

また、この映画の冒頭大統領のメッセージがある。

1890年の海難事故については、日本人はあまり知らないが、トルコでは教科書にも記載され親日的だ。

1890年の海難事故と1985年のイラン・イラク戦争時の救援機派遣の友好エピソードが、映画で描かれ、多くの日本人が鑑賞するのは望ましいことだ。

現今の、スターーウォーズの宣伝に負けてしまいそうなのが残念だ。

132分の大作だけに、二つの物語を詰め込むのに苦労がうかがえる。

おかげで、後半の救援機のシーンに、時間がさけなかったのが残念だ。

まあ、最初のエルトゥールル号の事件の前振りが長かったかな。

それにしても、貧しい漁村の面々が、言葉も分からないのに救助に奮戦したのはいじらしい。

実際は、日本赤十字が存分な協力をしていたらしい。(内野聖陽扮する医者は架空の人物)

それにしても、イランイラク戦争時の日本政府の対応はじれったい。現地外交官が必死でトルコにお願いしたらしいが、対日友好国であってよかった。

無差別爆撃を予告したフセインは、やはり倒されて良かったかな。

トルコ政府は、この映画にかなり協力したようで、撮影場所とか、エキストラとか、結構豪勢な撮影になっている。

映画自体の評判はそれほど良くないが、こういう映画はぜひ見て欲しいものだ。

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