おすすめ度 ☆☆☆★
平庫ワカの同名コミックを、永野芽郁の主演、タナダユキ監督のメガホンで映画化。
鬱屈した日々を送っていた会社員・シイノトモヨは、親友のイカガワマリコが亡くなったことをテレビのニュースで知る。マリコは幼い頃から、実の父親にひどい虐待を受けていた。そんなマリコの魂を救うため、シイノはマリコの父親のもとから遺骨を奪うことを決意。マリコの父親と再婚相手が暮らす家を訪れ、遺骨を強奪し逃亡する。マリコの遺骨を抱き、マリコとの思い出を胸に旅に出るシイノだったが……。
旅の途中で、幼かったマリコとトモヨの関係が描かれ、二人の仲が鏡のようであることがわかる。
トモヨは、会社でパワハラを受けており、二人は、被害者。
旅の途中で出会う青年に助けられながら、マリコを思いやるトモヨ。
そしてラストの手紙で救われる。
永野芽郁渾身の力演。
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