おすすめ度 ☆☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 1956年製作
テキサスの大牧場で暮らす家族の30年にわたる人間模様を描き、ジェームズ・ディーンの遺作となった大河ドラマ。
200分を超える大作だが、飽きさせない。途中休憩が入る。
1920年代。東部バージニアの名家の次女レズリーは、テキサスで大牧場を営むベネディクト家の青年ビックと恋に落ち、結婚する。希望を胸にテキサスへとやって来たものの、東部とは全く異なる価値観や生活習慣の違いに戸惑い、なかなかなじむことができない。
前半は、この夫婦を中心に、テキサスの大牧場主の成り上がり人生と、周りの人々との関係を描いていく。
ビックの助手を務める牧童ジェットは、レズリーに密かに恋心を抱いていた。土地を分けてもらい、石油を掘り当て、成金になっていく。
後半は、ベネディクトの双子の息子と娘が成長し、結婚。親父の意志通りにはならず困惑する。
特に後半が重要な意味を持ち、人種差別の実態と、子供たちの成長が描かれる。
なかなか芯の通った作品だ。
父親のロックハドソン、妻のエリザベステーラー、ジェットのジェームスディーンら豪華配役陣はそれぞれ手堅い。
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