おすすめ度 ☆☆☆
鈴木清順好き、渡哲也好き ☆☆☆★
1966年作品
歌謡曲やくざ映画(「東京流れ者」の音楽がバックテーマに)。東映のやくざ映画と一線を画す日活やくざ映画。
監督鈴木清順は、ポップな映像で、斬新なやくざ映画を作った。
その色遣いや、セットの凝りようはさすが。
話が、突然次の場面は移るので戸惑う人も。
それにしたも、渡哲也がかっこいい。
最初、小林旭が予定されていたようだが、新人の渡がなかなかうまい。
やくざから足を洗ったのだが、結局最後まで、やくざとの縁が切れない。
それにしても、忠臣蔵のセットとか、白づくめのセット、雪のレイルウェイとなかなかおしゃれな活劇シーン。
拳銃による対決のため、あっという間に終わるが、そのテンポがいい。
鈴木節の炸裂だ。
二谷英明や川地民夫ら日活陣が活躍。
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