ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「エンパイア・オブ・ライト」、人生を照らす光はきっとある!

2023-02-23 16:55:17 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆   特に映画好きの方に

PG12 イギリス・アメリカ合作

初日に劇場で鑑賞  見甲斐があった。

厳しい不況と社会不安に揺れる1980年代初頭のイギリス。

海辺の町マーゲイトで地元の人々に愛されている映画館・エンパイア劇場。今は使われていない海辺の映画館、そこを改良して本映画の舞台に。

広々とした屋上と、つらなる浜辺。

映画の舞台は美しい。

そこで働くヒラリーは、精神的な病を抱えている。そこへ新人の黒人青年。

この二人がお互いを慰め合ったことで、物語が展開する。

不況の続くサッチャー政権下の英国社会では、分断や排外主義が進む。恋人たちは暗黙の「常識」のみならず、むき出しの暴力にも抵抗せねばならない。

事件を乗り越えて、二人はそれぞれの道を歩む。

ラスト、一人で映画を見るヒラリー。

オリビア・コールマンの渾身の演技、マイケル・ウォードが黒人の青年を演じ、コリン・ファース、トビー・ジョーンズが共演。演技陣がしっかりしている。

 

 

 

 

 


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