ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「シャザム!」、DCコミックスのヒーローを映画化。

2019-10-13 09:58:21 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

B級感を否めない。

エンドロールで、漫画の「シャザム」が流れるが、これは傑作。

16歳の少年が、突然、超能力を与えられる。「シャザム」ととなえるだけで筋肉ムキムキの青年に変身。空中浮揚も。

そんな彼の能力を盗もうと、博士が襲い掛かる。それもモンスターを従えて。

少年が、母親と離れ養育院で育てられていること、もう一度「シャザム」と唱えると元の少年に戻れることがキーポイント。

ほかのDCコミックに比べれば、やはりしょぼい。

少年向けのようだが、その割には、えぐいシーンも。

 

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「半世界」、描いた人生になってる?

2019-10-12 17:32:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。

山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘(稲垣)の前に元自衛官の瑛介(長谷川)が現れた。中古車販売を自営でやっている岩井(渋川)と三人は中学の同級生。早速、飲み屋で一杯。

40歳になる三人は、人生半ば。悩み事も多い。

淡々とした山での生活。だが、そこにも、子供のいじめややくざまがいがいる。

それぞれが、傷を持ちながら生きる。

家族のことも、部下のことも。

淡々としたエピソードの積み重ねながら、人生を考えさせてくれる。

さすが、坂本。うまい。

稲垣吾郎が新境地を見せてくれる。

池脇千鶴もうまい。


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「七つの会議」日本の隠ぺい体質が問われる!

2019-10-11 16:57:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。

前半は、売り上げ至上主義の会社を俎上に挙げて、会議室での緊迫したやり取り。

その中で一人異彩を放つ、ぐうだら社員八角。

この八角を演じる野村萬斎の怪演にまず驚かされる。

ほかにも、香川照之、及川光博、片岡愛之助ら曲者役者が丁々発止の会議を繰り広げる。

後半は、犯人探しのミステリーとなり、二度楽しめる。

日本の会社をサムライ社会に見立て、捏造疑惑は無くならないと言ってのける。

最後に本当の悪を残すところに、見識を見る。

娯楽作品としても一級の出来だ。

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「愛・革命」、タイを舞台の香港映画、ただし、日本語オンパレード!

2019-10-10 09:01:07 | 中国映画

おすすめ度 ☆★

香港映画

夏菜、品川祐、でんでんら日本人キャストが多数出演し、ほぼ全編が日本語で展開される香港製アクションラブコメディ。監督は、香港の鬼才サム・レオン。

吉田愛は愛(LOVE)こそ全てな女の子。トラブルに巻き込まれた彼女は恋人と共に、やくざの親分の手からタイへと逃避行する。しかし恋人はタイへ着くと突然失踪。実は彼は酔ってバーで暴れ、地元マフィアのボスに連れて行かれたのだ。愛は恋人を助けるため、自らマフィアの元へ向かうが、そこへ敵対する組織と大金が絡み事態は思わぬ方向へ…。愛は彼女を捕まえに来た殺し屋に助っ人を頼み立ち向かう!

夏菜主演で、品川が走り回る。

アクションシーンは満載だが、アクションシーンがあるというだけで、アクションそのものはしょぼい。

時間つぶしにもならない、ハチャメチャ。

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「ホステル ネクスト・レベル」、不倫殺人事件!

2019-10-09 17:42:20 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

ホステルシリーズかと見せかけた別物。

ダブル不倫夫婦のあぶない監禁劇。鎖につながれたまぞっけ。

危ない、だけど惹かれる不倫関係。

ちょっと、最初犯人というか展開が読めなくて、サスペンスフル。

後半は、いがいとどろどろ。

ポスターに騙されてはいけません。

アラフィフとは思えぬ美貌のクレア・フォーラニのセクシーショット。

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「バジュランギおじさんと、小さな迷子」、愛は国境を超える!

2019-10-09 13:05:00 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

インド映画

2015年、1本の映画が世界を笑いと感動に包み込んだ。
底抜けに正直でお人好しなインド人青年と、声を出せないパキスタンからの迷子の少女の二人旅を、国や宗教、人間愛についてのメッセージと、ほっこりとした笑いに包んで描き、世界中から人種を超えた熱い支持を受けたのだ。インドでは、30以上の映画賞を受賞して大ヒットとなり、全世界でも150億円に迫る興収を記録して、映画批評サイトRotten Tomatoesの満足度は驚異の100%をマーク。

幼い頃から声が出せない障がいを持つシャヒーダーは、パキスタンの小さな村からインドのイスラム寺院に願掛けにやってきた。しかし、その帰り道で母親とはぐれてしまい、1人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、正直者でお人好しなパワンだった。ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者であるパワンは、ハヌマーンの思し召しと、シャヒーダーを預かることにするが、彼女がパキスタンのイスラム教徒だと分かり驚がくする。

そして、争いの続く国境を越えパキスタンへ。パスポートもビザもなしに。

だが、スパイ容疑で捕らわれてしまう。

ラストは、民衆たちの総決起。まさに感動ものだ。

主人公パワンをインド映画界の人気スター、サルマーン・カーンが演じる。

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「ミッシング・タワー」怪しげなタワーの地下!

2019-10-08 17:00:07 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

妻を火事で亡くした元警察官のフィルは、2人の娘との時間を作るため、ニューヨークの高層マンションで住み込みの管理人として働くようになる。そのマンションの地下は迷路のように入り組んでおり、フィル一家が暮らす部屋はそこにある一室を与えられた。そんな中、住人の失踪事件が相次いで発生。消えた住人の部屋には血痕が残されていた。フィルは、犯人はこのマンションに住んでいる誰かだと、

ミステリーがホラーになって、いささかわかりにくい展開。

まあー、ミステリー、ホラー好きにはいいのかも。

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「風の色」、瓜二つの人間がお互い恋をする!

2019-10-07 19:42:52 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

クァク・ジェヨン監督が北海道・知床と東京を舞台に、2組の男女の時空を超えた愛を幻想的に描いたラブストーリー。

天才マジシャンとか、ドッペルゲンガーを取り入れた、不思議な映画。

監督が韓国人なため、日本映画にない泥臭さが。

それにしても、瓜二つの男女が、再び惹かれあうという設定。キスシーンの多いこと。

流氷を分け進む船。

東京は下町。

漫画原作が多い日本映画と違って、恋愛に特化した作品。

ちょっと変わった日本映画を期待する向きには良いのかも。

古川雄輝と藤井武美のコンビ。

 

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「恐怖の報酬」、フリードキン監督の完全版!

2019-10-06 17:57:24 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

イブモンタンの演じるクルーゾーの同名の映画は、見た記憶があるが、本作は初見。

78年に日本でも公開されたが、大幅にカットされた短縮版だった。

今回4Kデジタル版が公開された。

世界各地で騒動を起こしたお尋ね者4人が、南米のジャングルで、消火のためのニトログリセリンの運搬に挑む。

何しろジャングルとあって、雨の中、壊れかけた橋を渡るシーンは、まさに手に汗もの。

また、道をふさいだ大木をニトログリセリンで爆破するシーンとか、とりあえず目が離せない。

それぞれが脛に傷を持つ輩だけに、ヒリヒリした展開だ。

前半も、油田火災の大爆発と消火活動など、スケールが大きい。

 

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「KESARI ケサリ 21人の勇者たち」、砦を死守するインド軍!

2019-10-05 18:02:56 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

インド映画好き ☆☆☆★

インド映画 R15+ 戦闘シーンがかなりリアル。

154分の長尺。ダンスシーンがあったり、まあ、この長さはインド映画では普通なのだが。

一応、史実らしい。

時代背景等がよくわからないが、要は、イギリス占領下のアフガニスタン国境。

たった21人が守備をする砦。普段は、通信だけの砦だ。

そこに着任したイシャルシン。

1万人の敵を相手に、自らの正義を貫くため、たった21人(ともう1名)で戦いを挑んでいった男達の物語だけあって、そのストーリーは非常に圧巻かつ壮絶です。

荒野にぽつんと立つ砦。

敵は、攻めても攻めても撃退される。

だが、銃弾もなくなり、白兵戦となる。

サフラン(ケサリ)色のターバンを巻いて、シク教徒の意地を見せる。

圧巻の戦闘シーン。

 

 

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