ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リトル・フォレスト 春夏秋冬」、田舎で料理を作って暮らす!

2019-10-22 17:05:03 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

大自然に囲まれた小さな集落で自給自足の生活を送る女性の姿を描き、日本でも橋本愛主演で映画化された五十嵐大介の漫画「リトル・フォレスト」を、韓国で新たに映画化。

韓国料理や韓国の田舎の風景が、新鮮。

都会での女の子の生活は、韓国の方がより厳しいのだろうか。

でも、田舎でも生活をこなして、再び挑戦しようとする。

日本料理の素朴さとは違うが、韓国料理もおいしそう。

まあ、自給自足だから、とれたてはおいしいよね。

母子の関係も、前向きで、今後が楽しみ。

監督が女性だけに余計こまやか。

ほっとする映画だ。

 

 

 

 

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「聖なる飼育」、カルト集団に育てられた少女の思春期!

2019-10-22 15:16:36 | 映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

チリ・アルゼンチン・スペイン合作

レンタルで「官能映画」に分類されているが、それらしき描写があるだけで、官能映画とは言えません。ただ、一応R15+

チリ、12歳の少女タマラは崇拝するカリスマ性を持ったカルトのリーダー、ミゲルと集団で暮らしている。タマラはミゲルから選ばれし者と告げられ、従順なタマラは何の疑いも持たず、ミゲルとの間に聖なる子を生み出す喜びを感じていた。しかし、集団の中で一人だけ学校に通っているタマラはクラスメートの男の子と恋に落ちたことで、ミゲルは怒り絶対的な服従を求めてくる。そして禁断の儀式の日が近づき…。

自然で生活する背景が美しいが、暗い場面が多く、かなり見づらい。

少女主体の映画なので、みずみずしい。

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「ねことじいちゃん」、離れ島に暮らす猫とじいちゃん!

2019-10-21 17:36:41 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

猫好き ☆☆☆☆

世界的に知られる動物写真家・岩合光昭が初めて映画監督に挑み、ねこまき原作の同名コミックを落語家の立川志の輔主演で実写映画化したヒューマンドラマ。

とある島、撮影場所は佐久島(愛知県、三河湾に浮かぶ小島)。

妻を亡くし、猫と生きる老人大吉(志の輔)。

料理を作ったり悠々自適。

だが、途中で倒れる。息子が都会に出ることを勧めるが、島にとどまる。

老人問題、過疎地問題など、社会派のテーマだが、猫が主演の映画で、志の輔のおっとりした老人姿が、ほのぼのを感じさせる。

さすが、岩合、猫の生態は満点。

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「バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり」、ホラーサスペンス!

2019-10-20 16:57:32 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12

「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」上映作品。

サイコパスが女性を監禁している豪邸に忍び込んでしまった青年の運命を描いたサスペンススリラー。

高級レストランの駐車係として働く青年ショーンとデレクは、客の車のカーナビや家の鍵を使って空き巣を繰り返していた。ある日、高級車に乗った男性客ケイルの豪邸に忍び込んだショーンは、そこで猿ぐつわをされて鎖で縛られた女性ケイティを発見する。

そこから逆に、ケイルにいたぶられるさまを描く。

このケイルをデビッド・テナントが演じ、サスペンスを盛り上げる。

ショーンは、警察に訴えるも、なかなか相手にされず、逆にケイルにうまくかわされる。

何しろ、ケイルは大金持ち。幼いころからのサディストだからたまらない。

ちょっと強引な展開もあるが、なかなかのサスペンス。

最後まで、引っ張っていく。



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「君は月夜に光り輝く」、あなたのせいで生きたくて仕方がない!

2019-10-19 16:01:28 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の同名デビュー小説を永野芽郁と北村匠海の主演、「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督のメガホンで映画化。

難病ものですが、発光病という病(実在しない)で、明るく、永野のキャラと演技が明るく、暗くならない。

自ら外に出られないので、代理で経験してほしいという、風変わりな願いが、スマホを持つことによって、同時体験が可能で、まさに前向きな展開。

ただ、後半、回想シーンが多用され、いささかくどい。まあお涙頂戴シーンなのでやむを得ないかもしれないが蛇足。

丁寧に描かれる前半は、なかなかのもの。

同級生や家族たちの描き方も、丁寧で、終りまで飽きさせない。

まあ、中高生向きの恋愛映画なのだが。

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「家族のはなし」、鉄拳原作の父子物語!

2019-10-17 17:47:08 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

今作「家族のはなし」は、お笑い芸人鉄拳が2013年に信濃毎日新聞との企画として発表。
第17回「アジア太平洋広告祭」でフィルム部門・プレス部門をW受賞し、“涙が止まらない”と、ネット上をはじめ各所で話題を集めた感動の名作の実写化に挑んだ作品。

鉄拳のアニメもうまく使われていて、エンドロールでは、アニメそのものが使われ、物語を補足している。

たんたんと丁寧な作風で、80分の中編で見よい。

リンゴ農家出身の拓也、東京の大学に行くが挫折、ミュージシャンを目指すも、これも挫折。

強気できたが、父のやさしさを知って、家族の大切さを感じいるという父子物語。

拓也を岡田将生が演じるほか、拓也の両親役で時任三郎と財前直見、地元の同級生・明日香役で成海璃子が共演。ハートウォーニングに仕上がっている。

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「リベンジャー 復讐のドレス」、オーストラリア版ファッション映画!

2019-10-17 09:25:15 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開

WOWOWで公開後DVD化

オーストラリアでは、結構流行ったらしい。

原題は「ドレスメーカー」、したがって、邦題のような、復讐サスペンスのような、アクションものではない。

むしろ、25年ぶりに田舎町に帰ってきたドレスメーカーが、街の人たちをおしゃれに作り変える話。

恋愛話もあって、イケメン男性登場。

25年前の事件で少年殺害の疑いをもたれたヒロインが、暴いていくという構図。

ヒロインのケイトウインスレットは、好みはあるが、なかなかのファッショニストで、花を添えている。

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「モーターギャング」、ギャングの抗争劇!

2019-10-16 10:13:44 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

モーターギャング(バイカー・ギャング)のリアルな暴力と狂気を描き高い評価を獲得! <br主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞と本国オーストラリアのアカデミー賞で主要5部門にノミネートされた傑作アウトロー・アクション!

モーターギャングのボスをめぐる抗争劇。

バイカーギャングのスピードとアクション。

三つ巴、四つ巴の展開に女が絡んで、泥沼。

結局、漁夫の利をつかまれてしまう。

人間関係の描写がしっかりしているので面白い。

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「サンセット」、「サウルの息子」の若き巨匠ネメシュ監督最新作!

2019-10-15 17:13:20 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

ハンガリー・フランス合作映画

第1次世界大戦前、ヨーロッパの中心都市だったブダペストの繁栄と闇を描いた。

イリス・レイテルは、彼女が2歳の時に亡くなった両親が遺した高級帽子店で職人として働くことを夢見て、ハンガリーの首都ブタペストにやってくる。しかし、現在のオーナーであるオスカール・ブリッルはイリスを歓迎することなく追い払ってしまう。そして、この時になって初めて自分に兄がいることを知ったイリスは、ある男が兄カルマンを探していることを知り、イリスもブタペストの町で兄を探し始める。

さらりと出てくる大公とその妻が、1914年にサラエボ事件で暗殺されるオーストリア=ハンガリー帝国の王位継承者、フランツ・フェルディナント夫妻だったりすること。つまり、イリスの家族にまつわるミステリーの背後には、第一次世界大戦へと至る激動のヨーロッパ史が横たわっているのだ。

ミステリーでありながら、謎解きが不毛。

イリス目線で常に描かれるため、わからないことが多い。

裏読みができればいいのかもしれないが。

凡人には難解。

まあ美しい帽子屋を見ているだけで終わる。

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「シシリアン・ゴースト・ストーリー」、殺人事件と純愛物語!

2019-10-14 16:27:05 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

イタリア・フランス・スイス合作 R15+

1993年にイタリアのシチリア島で実際に起きた誘拐事件をモチーフに、少年少女の美しくも切ない恋の行方を幻想的につづったラブストーリー。

イタリアでは有名な、少年誘拐惨殺事件の映画化だが、少女とのラブストーリーとして描いているため、非常にわかりづらい作品になっている。

幻想的なシーンがあって、非常にきれいな映像だが。

事件のことがよくわかっていないと、題名の「シシリアンゴーストストーリー」の意味が生きてこない。

2017年カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出され、イタリア・アカデミー賞脚色賞をはじめ、イタリアの主要映画賞を多数受賞。批評家の評価も高い・

愛を告げて、行方不明になった少年を追い続けるラブストーリーで、少女がゴーストになって思いを遂げる。そんな悲恋なのか。でも終わりは暗くない。

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