人生日訓(390)
「生命の完全燃焼」
町を流しているタクシーに乗ってみる。ガソリン車で調子のいいのに乗ると、滑るよ
うに走っていく。ガソリンの臭みなどどこにもない。これは完全燃焼だからだ。ひど
い、がた型貨物車で乗ろうものなら、くさくてやりきれない。本当に燃えていないか
らいぶるのだ。人間もその通りだ。「自分」というあくのつよい間は本当の仕事はで
きない。何位なろうとも、これでどうしょうとも思わぬような気持ちになってこそ、本
当の仕事が出来るのではあるまいか。
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7月から咲く花「半化粧 (はんげしょう)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。 ・上の方の葉っぱが、 ペンキをべったり塗ったように 白くなるのがおもしろい。 ・「半化粧」 「半夏生」 「片白草(かたしろぐさ)」 など、いろんな呼び名がある。 ・花期に葉が白くなるのは、 虫媒花であるために 虫を誘う必要から このように進化したのではないか、 といわれている(白くて目立つ)。 ・花は葉と同じく白で、紐状。 ・花が咲き終わって 夏の盛りの頃になると、 白い葉の白い部分は色落ちして、 ふつうの緑色っぽくなる。 ・山の水辺に群生することが多いが、 都会でもときどき 植えられてるのを見かける。 ■名前の由来 「半夏生」(はんげしょう) 夏至から数えて11日目頃 (もしくはその日から5日間)を 「半夏生」と呼ぶが、 その頃に花が咲くことから。 ※「半夏生」=「1年の真ん中」 1/1~12/31の1年の、真ん中。 「7月2日」のことが多い。 「7月1日」のこともある。 タコを食べる日、で知られる。 なお、七十二候の「半夏生」は、 正しくは 「半夏(はんげ)が生ずる」 の意味であり、 その「半夏」とは 烏柄杓(からすびしゃく) のことを指すが、 「半夏生」といえば 当ページの花を 思い浮かべてしまう。 「半化粧」(はんげしょう) 「片白草」(かたしろぐさ) 葉の半分ほどが 白くなることから。
(季節の花300より)
