人生日訓(402)
「今日一日生きているよろこび」
お互い生きている間は、その生きていることさえ無頓着になっているものであるが、
よく考えて見ると、今日あって明日を保ちがたいお互いであって、「老少不定」のこ
の人生である。お互い、やがていつの日にか死ぬべきものが、辛うじて幸に、今日の
生命を得ているのである。来年も五年先もこの通りに生き続けられることは誰一人
も保証の出来ぬこの生命である。
歳時記
お盆
正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、夏に祖先の霊を祀る仏教行事。
元々は旧暦の7月15日を中心としたものだったのですが、現在は月遅れにあたる
8月15日が一般的になっています。
お盆には、先祖や亡くなった人達の精霊が道に迷わず帰って来ることができるよう
に、13日の夕刻に盆提灯を灯し、庭先に迎え火として麻幹(おがら)を焚きます。
14、15日は精霊は家にとどまり、16日の夜帰って行きます。今度は送り火を焚き、
霊を送り出します。
京都の大文字焼きはご存知だと思いますが、 これは正式には「五山の送り火」と
いいます。
これも、お迎えした先祖の霊をお送りする送り火です。
現在行われているお盆は、本来の盂蘭盆会(うらぼんえ)と日本古来の五穀豊穣を
祝う収穫祭、水紙祭などが合わさったものだと考えられています。
ウォーキングの思い出
東大キャンパスほか
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7月から咲く花「浜木綿 (はまゆう)」
開花時期は、 7/10 ~ 9/末頃。 ・海岸近くに植えられる。 ・浜辺に生え、白色の花を 「木綿」 (コウゾの皮から採った繊維で、 神事のとき榊につけて 垂れ下げたもの) に見立てたことから。 ・おもしろい咲きかたをする。 実の形もユニーク。 ・宮崎県の県花(浜木綿) ・別名 「浜万年青」(はまおもと)。 葉が万年青に似ているから。 ・「み熊野の 浦の浜木綿 百重(ももへ)なす 心は思(も)へど 直(ただ)に逢はぬかも」 万葉集 柿本人麻呂
(季節の花300より)