人生日訓(400)
「旦那ということ」
「うちの旦那」という俗語が有る。この「旦那」というのはくわしくは「檀越(だんお
つ)」ということで、その言語はダーナパチ、その意味は「施主」ということである。「慈
善心のある人」と言うことである。召使、小僧、店員に目を掛けて生活保証をしてくれ
る立派な人格者だから「うちの旦那」である。「うちの旦那んはけちんぼうで」などと
言うことは言葉から言って意味が通らない。商人のことだから、損得をわすれること
は出来ないであろうが、日常、喫茶、喫飯、何事も「損得」ということばかり考えて行
動している「人ならそれは「旦那」ではない。
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7月から咲く「屁糞蔓 (へくそかずら)」
開花時期は、 7/10 ~ 9/15頃。 ・つる状でどんどん伸びてくる。 道端のフェンスなどで 夏によく見かける。 ・筒状の、こげ茶色の花。 ・すごい名前だが、 枝や葉をもむと悪臭があるから この名前になったとのこと。 (私も匂ってみましたが それほどでもなかったです) 匂いのため、 この植物を食べる虫は ほとんどいないらしい。 ・秋に、茶色いパチンコ玉の ような丸い実をつける。 ・薬効 下痢止め ・薬用部位 根茎 ・薬効 肌荒れ、 しもやけ、あかぎれ ・薬用部位 実の汁 ・別名 「灸花」(やいとばな)。 灸(やいと)とは ”おきゅう”のこと。 花の内側の茶色い部分を、 お灸をした跡に 見立てたことから。 「馬食わず(うまくわず)」 悪臭があるために(?) 馬が食べないところから。 ・「かはらふぢに 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら) 絶ゆることなく 宮仕へせむ」 万葉集 高宮王 (たかみやのおおきみ)
(季節の花300より)