人生日訓(391)
「不善改むる能(あたわ)はざるこれわが憂いなり」
孔子の言葉である。孔子のような人物、中国日本では古来、孔夫子として釈迦同様
に世人の崇敬を一身に集めているほどの人物の言葉だけに一層の感銘がある。こ
れと並んで、自分の気にかかることは、「自分の身の修まらぬこと、研究学問の足ら
ぬこと、いいことだと知りながら、それがやれず」と自ら嘆いていられる。この一句は
嘆息の四番目である。大勢の弟子を教えていた孔子にこうした言葉のあることは、
ちょっと聞くと不思議に思うけれども。自分の本心を包み隠さず、率直に告白してい
るところが、さすがに孔子だと思う。また、こうした反省と自責とを積み重ねてきたと
ころに、孔子の修練があったのではなかろうか。その正直、我々も見習わねばならな
い。
ウォーキングの思い出「2009・大江戸小江戸ウォーク 」
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7月から咲く花「南京黄櫨 (なんきんはぜ)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 7/末頃。 ・中国、東南アジア原産。 ・花は夏。葉と同じような色なので 目立たない。 ・実は緑から白っぽくなる。 ・秋の紅葉が、とてもきれい。 ・昔は、実の皮から ”ろうそく”用の 「ろう」を採った。
(季節の花300より)