季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「向日葵(ひまわり)」

2020-07-14 04:53:22 | 暮らし
人生日訓(401)

「食を受けるは仏家の命脈(めいみゃく)なり」

これは良寛の「請受食文」の冒頭の一句である。良寛は三衣一鉢、行乞をしてその

日を送り、一生を終わった人だから、自分を生産に参与せずして世間の信施を受け

たことを身に染みて強く感じたのであろう。「自分で稼いで食っている」と世人はみ

なそう思っている。しかし、自分一人で三度三度の口にすることはできない。農民の

百苦の汗と油のかたまりを口にしているお互いではあるまいか。月給で渡世してい

ると目にはうつるけれども、その月給を会社を通して与えているものは広い世人で

なり、世間、社会、国家である。してみれば、軒に托鉢してその日の衣食を受けている

乞食(これは差別用語)と大差はないのである。こういう受け取り方「受食」という態

度をもつものこそ、自然に「道心」をもてる。

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7月から咲く花「向日葵(ひまわり)」

・開花時期は、 7/10 ~ 9/10頃。 ・夏の代表花。でかい花。 ・北アメリカ原産。  16世紀にイギリスに伝わり、  「太陽の花」と呼ばれ始めた。  (花の形が太陽を思わせる) ・「向日葵(ひまわり)色」へ ・オランダ人画家ゴッホが  好んで描いた花の一つ。  (「ひまわり」という作品が    ありますね) ・ロシアの国花。 ・名前は、花が太陽の動きにつれて  まわることから”日まわり”。  しかし実際には、  「花首の柔らかい、   つぼみのときだけ   昼間、太陽の方向を向いて   夜に向きを戻し、   成長して花が咲いてからは   東を向く」、  というのが本当のようだ。  とはいえ、  「太陽の方向にくるくる回る」、  というのは  わかりやすく  おもしろい説ではある。 ・漢字の「向日葵」は漢名から。 ・種子は食用になる。  種子から採った油は  石鹸や塗料の原料になる。  茎や葉は家畜の飼料となる。 ・薬効   食欲不振、下痢止め ・薬用部位 タネ ・別名  「日輪草」(にちりんそう)  「日車」(ひぐるま) ・8月17日の誕生花 ・花言葉は「私の目は     あなただけを見つめる」 ・「向日葵の   ゆさりともせぬ 重たさよ」    北原白秋  「髪に挿(さ)せば   かくやくと射る 夏の日や   王者の花の   こがねひぐるま」    (ひぐるま=ひまわり)    与謝野晶子 ・似ている花へのリンク  菊芋  天人菊  木立ダリア  大反魂草

(季節の花300より)


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