人生日訓(410)
「徳を好むこと色を好むが如くなるを見ず」
孔子の言葉だけに目を見張るような気持である。孔子という火人はいつも堅苦しい
ことばかりお説教しているのであるが、この一句は、又、素晴らしい告白である。告
白と言ったが、素人の私には孔子の告白と受けとりたいいし、又それに違いないと
思う。本文には、「我々未だ」という副詞句が付いているので、他人のことを批評して
いるようではあるが、そんな批評のでる根本においてはやはり、自分の体験が大き
く物を言っているし、それがやがて、自分の告白にも通じるのである。凡人は色を好
む。万人のことである。孔子も恐らく、この人情、性情を知り抜いていたであろう。何
と世人の多くが女性に心を運ぶであろうか。今日んに本でも、マスコミ・ジャナリズ
ム、あげてその主題は、「性」を中心としている。女性がもてはやされている。
歳時記
海の日
、7月23日 ※東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な準備及び運営に 資するため、特例として2020年・令和2年に限り、7月23日になります。 海の恩恵に感謝すると共に、海洋国日本の繁栄を願う日。 元々は「海の記念日」という記念日でしたが、1996年から国民の祝日になりました。 |
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7月から咲く花「秋海棠 (しゅうかいどう)」
開花時期は、 7/25 ~ 10/25頃。 ・中国原産。 ・中国名が「秋海棠」で、 その音読みで 「しゅうかいどう」。 いかにも”秋到来” という感じの名前。 ・晩夏から秋にかけて咲く。 真ん中の黄色い花弁がいい。 なぜか、やや下向きに咲く。 ・ベゴニアに似ているが、 ベゴニアより花の枝が長い。 ・別名 「瓔珞草(ようらくそう)」 ・「秋海棠 西瓜(すいか)の色に 咲きにけり」 松尾芭蕉
(季節の花300より)