人生日訓(409)
「三越のエレベーター」
昔、時々三越に神田寺の住職が出講したことが有り、あるとき、エレベーターに乗ろ
うとすると、十人ほどの近所の子供であろうか、お客に先んじて乗り込もうとするの
を、運転する娘さんが優しい言葉で「一遍に三人ずつね、いい子だから」と親切に制
しているのを見て、韓信したことを当時の重役に話したそうだ。「お金を持っている
かい、財布のない子は乗っちゃいけによ」万が一、こんな賤しいことを言って折角楽
しみに日曜日の三越に遊びに来た子供グループを鯛さんさせてしまっていたら、今
日の三越の隆盛は無いと思う。
歳時記
大暑
7月日2日。および立秋までの期間。 太陽黄径120度。小暑から数えて15日目頃。「だいしょ」ともいいます。 梅雨明けの時季で、夏の土用もこの頃。いよいよ本格的な夏の到来です。 大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前ですね。 最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。 動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、 この大暑の日に合わせていることが多いようです。 |
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7月から咲く花「臭木 (くさぎ)」
開花時期は、 7/25 ~ 8/末頃。 ・木や葉の薬品臭から 臭木の名がついたが、 花自体はとっても甘い香り。 ・実は瑠璃色でよく目立つ。 秋に実る。 鳥の好物らしく、 鳥がよく来る木の実は すぐなくなってしまう。 (青く丸いのは「タネ」らしい)
(季節の花300より)