日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

安否確認ブロック地図

2017年04月09日 | 日記
最近西洗自治会会員名簿2017年版が配布されました。
最後のページに従来の世帯地図のほかに新たに(災害時)安否確認ブロック地図が追加されていました。
西洗自治会は安否確認ブロック単位での近所の助け合いを重視しています。
これは町として大変望ましいことと思います。

日限山4丁目を47のブロックに区分し、そのブロック単位で、例えば災害時、近所の人々が安否を確認し合い、助け合おうというものです。
向こう三軒両隣の考えをちょっと拡大した区分です。
日限山4丁目は京急による大規模宅地造成でできた町で、道路が整然とできています。
町中の道路は東西に長くつくられ、一端の十字路から他端の十字路までの道路の両側の家の数は14-16軒ぐらいです。
そこで、原則、この道路をはさんだ両側の家からなるブロックを1ブロックとしています。

自治会の防災訓練では、すでに3回、このブロックを使って安否確認訓練を行いました。
今年の防災訓練でも安否確認訓練を行うそうです。
大地震があったという想定で家の人は門に出ます。
訓練ではあらかじめブロック毎に安否確認担当者を置いて安否確認を行いますが、本当の災害ではブロック内の動ける人が安否確認を行い、西洗第三公園に設置された防災本部に情況を報告します。

家の人が門に出ることがミソです。
ブロックの中の人が安否確認することもミソです。
近所の人が顔を見せることになります。
こうして近所の人が助け合う習慣が身についていきます。

この安否確認ブロックは、消火栓を使った消火訓練でも利用されています。
西洗自治会では西洗火消しの会(防災ボランティア組織)がブロック単位で消火訓練を行っています。
毎月6ブロックぐらいが訓練を受けています。
消火栓を使った消火は1人ではできません。
数人が協力しないと放水ができません。
ブロック内にある消火栓を使って近所の人が集まって消火訓練をやっていますが、この訓練も近所の助け合いの習慣をつけるのに役立っていいます。

町中では道路をはさんで向かい合った家からなるブロック単位で近所の人が助け合うという考えは非常にすぐれていると思います。
火事や地震の時だけでなく、ブロック内で困っている人がいたら迷惑にならない程度に心配してあげるようにするといいと思います。

今年は大雪が降りませんでしたが、高齢化で足腰の弱い人が増えている現在、このブロック単位で協力して道路の除雪を行うといいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする