日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

老人の割合は減少傾向だが、老人の高齢化は進んでいる

2022年02月11日 | 社会

昨日の雪が大雪にならず、今日は快晴になって雪はきれいに消えました。除雪をしなくてすむと思うとほっとします。そう思った人は多いでしょう。

2010年代はまだ元気老人がいて自治会活動をやっていたが、いよいよ、日限山4丁目は元気老人が消える時代に入りました。50年前の大規模宅地造成で誕生した町です。当時の若い人達は今は団子状態でみな老けました。年齢構成が普通の社会と異なり、後に続く元気老人がいません。今は半分弱が体力を失いつつある老人、半分強が若い人達という構成です。

2020年代は自治会運営は若い人達が中心になって行うことになるでしょう。しかし役員構成を見るとまだ老人もかなりの割り合いでいるでしょう。若い人達は元気を失いつつある老人と一緒に運営するというむずかしさがあります。

世代交代期は、老人は若い人達に期待し、若い人達は老人に遠慮するなどいろいろな行き違いが生じるでしょう。聞くところによると若い人達は、自分の仕事が忙しく、遠慮するのではなく、町の仕事を忌避する動きがあるそうです。できない老人と、やりたくない若い人達で自治会活動は混乱低迷するかもしれません。しかし過渡期とはそんなものです。

2020年、2021年と新型コロナウイルス禍のため自治会の活動は静かでした。そこへ世代交代が加わると、2022年の役員は、2019年の自治会活動を引く継ぐのがちょっとむずかしく感じられるでしょう。

夏祭りは子供達が増えるので開催希望は増えるでしょう。若い人達のアイデアを入れ、大胆に企画を見直し、実行に無理のない行事にするといいでしょう。

防災活動は若い人達が増えるのでやりやすくなるでしょう。2010年代より活動的になるかもしれません。消火栓を使った初期消火とか、災害時の救出は体力を失いつつある老人にはできないことです。

老人対策については日限山いぶき会があるから大丈夫という考えはもう通用しません。いぶき会の高齢化が顕著に進み、これまで活発だった種々の部活動も精彩を欠いてきました。後期高齢者が世話する部活動では魅力がないでしょう。間違いなく福祉文化部は老人対策を見直す必要があるでしょう。いぶき会に入っていない老人が圧倒的に多い現実を看過してはいけないでしょう。いぶき会の活動の中に、自治会でやった方が町の人々のためになるようなものがあるのではないでしょうか。

2020年代、新たな風が自治会に吹くようになると素晴らしいと思います。

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