日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

昨夜、赤鬼と青鬼がやって来た

2023年02月04日 | 社会

昨夜は寒い夜でしたが、赤鬼や青鬼は寒さに強いようでやって来ました。「赤鬼と青鬼です。雨戸を開けてください。」

そこで雨戸を開け、さらに窓を開けると、胸に赤鬼の顔の形で飾った箱をぶら下げた小さな赤鬼と、青鬼の顔の形で飾った箱をぶらさげた小さな青鬼が立っていました。箱の中には豆が入っているようでした。豆まき用の豆を豆まき遊びに使えるように鬼の顔の形で飾った箱で売っているようです。

私は、4面体のビニール袋に個包装された豆まき用の豆を用意しておきました。個包装には豆は30数粒入っています。4面体形状を保つために恐らく窒素と思いますが気体を圧入して袋をふくらめてあります。4面には赤鬼、青鬼、緑鬼、黄鬼の顔が印刷してあります。しゃれた個包装です。

ところで近年小粒のお菓子の個包装によく使われる4面体形状の密封ビニール袋はどうやって作るのでしょうか。上から直径が同じ円筒形のビニールを垂直に下げ、下部をたとえば横方向から東西方向に水平に一線で熱溶着し、次に豆を30数粒、下部が溶着されてできた袋に入れ、次に気体を圧入して袋を膨らませ、今度は上部を横方向から南北方向に水平に一線で熱溶着するのでしょう。これで4面体形状の豆の密封個包装ができます。この操作を連続的に行う自動包装機械があるのでしょう。

「鬼は外。福は内。」数回叫んで、狙って豆を鬼たちに投げました。鬼たちはキャーキャー言いながら、身軽に右や左に飛んで豆を避けました。しかし、距離は短いですから、何個かはバチッ、バチッと当たりました。

庭に鳩の餌をたくさんまいてもしょうがないので、豆の個包装を緩やかに投げてあげると鬼たちは今度は巧みに個包装をキャッチし、ポケットに入れていました。さらに豆の個包装が入った大袋をそれごと鬼たちに渡すと、満足して、私の家には侵入せず去って行きました。

こうして今年の鬼を追い払う豆まきが終わりました。

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