日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

野庭団地の青空市場第1回「のばマルシェ」 勉強になりました。

2023年02月18日 | 社会

今日は11時から野庭団地ショッピングセンター前広場で第1回のばマルシェが開催されたので散歩がてら行ってきました。

野庭団地連合自治会長さんのお話しでは、この広場ではすでに無印良品が店を出していたのですが、その無印良品から、昨年秋、マルシェ開催の提案があったそうです。野庭団地の未来を考えるのにマルシェ開催は有効と思い、無印良品の協力を受けながら自治会下部組織である町づくりを考える組織が企画実行しました。

のばマルシェの看板

字が小さくて恐縮ですが、大きく分けてオープンのば(音楽のば)(の場、野庭)、ものづくりのば、かいものば、たべものば、緑道スタンプラリーの五つの場が設けられました。晴、無風、温暖で団地から大勢の人が集まってきました。

通常マルシェというと、市販の簡易テントをはって店を出すことが多いのですが、ここは独特の屋台が7つも並んでいて印象的でした。

独特な屋台

広場に7つのこの屋台が使われていました。なんとこの屋台は、無印良品の若い営業担当が、自分で組み立て式の屋台を設計し、合板を買ってきて、加工し、組み木方式やボルトナットを使って作ったものです。独特の屋台を揃えた方がマルシェが引き立つと考えたそうです。今後ほかの町でもマルシェ開催が増えると予測し、この屋台を活用したいと言っています。制作・創作好きの若者がいて町の活性化に活躍していますね。

この広場に本部のテントが設けられており、テントの中には本格的な音響設備が設置され、一人の若者が、マルシェの司会をやっていました。この若者は団地の住民で、連合自治会下部組織の町づくり関係の組織に属し、夏祭りなどの行事を担当している人で、機転が利く流暢な名司会でマルシェを引き立てていました。やはり若者が活躍しているなとまた感じ入りました。

たべものばは、団地の住民ではなく、業者がキッチンカーを使って、やっていました。主役ではなかったようで、ちょっと広場の脇の方に配置されていました。キッチンカーは3台来ていて、飲み物、ピザ、カレーの類の3種類が用意されていました。飲食用のテーブル椅子の用意はありませんでした。1日の行事のためにテーブル椅子を用意することは大変だったのでしょう。広場に何本も植わっている大木の周りがちょうど腰掛になるような高さの縁石で囲まれているのでベンチ代わりなっていました。

広場のマルシェも感心しましたが、団地内の緑道スタンプラリーは私にとって新鮮でした。外から見る野庭団地は、高層集合住宅群にしか見えません。無機質に見えました。一般道から団地内に入る道は、緑道風に見えてちょっといい感じがしますが、団地の奥深くは想像できませんでした。

団地内にスタンプラリーをやるような長距離の緑道があるのかといぶかしく思いながらスタンプラリーをやってみました。驚きました。団地内には、自動車が通らない緑道のネットワークができていました。住民は緑道を利用してショッピングセンターに行ったり、団地内を散歩できるようになっていました。緑道に沿って大公園(野庭中央公園)、いくつかの小公園、運動広場などが配置され、非常に緑空間が広く、高層建築物が気にならないようになっていました。団地外に住んでいる人も、この団地内緑道を散歩することは楽しいようで、多くの人が散歩に利用しているようです。

野庭団地内緑道

神奈川県警では交番を合理化する動きがあり、「アクティブ交番」と呼んでいますが、代わりに車を利用した移動交番を設け、警戒を要する場所に2時間ぐらい滞在して交番機能をはたし、次の場所に行くというようなことをやっています。のばマルシェのような企画でも出動してくれます。今日は11時から16時までマルシェにつきあってくれていました。

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