2014年6月19日に三菱ふそう・エアロスターのモデルチェンジが発表され、東急バスでは短尺仕様で世田谷区の淡島営業所と神奈川県横浜市の新羽営業所に配置されました。それから間が空いた2015年3月に青葉台営業所にも新製配置される事になりますが、同営業所には標準尺車が導入され、東急バスに於ける大型ノンステップ車では久々の事例でした。
青葉台駅で待機するAO1564号車(QKG-MP38FM・2015年式)。同営業所には以前記事にしたような長尺車なども在籍しており朝夕の通勤ラッシュ対策で標準尺を選択したと思われます。車体が伸びた為、短尺では固定式だった前中扉間の窓が逆T字型になりました。
小田急バスの新百合ヶ丘駅へ乗り入れた虹が丘営業所所属のNJ1666。上と同型式で、ワンステップ仕様車と並行して導入されました。こちらも長い車体の収容力を活かし桐蔭学園へのアクセスなどで混雑する新23系統を中心に運用されています。
短尺ワンステップ車の代替で導入されたAO1972(2PG-MP38FM・2019年式)号車をリア部から。2017年10月11日より販売開始された型式で、車体外観こそ大きな変化はありませんが平成28年度排ガス規制をクリアーし、アイドリングストップの方式が自動戻り・手動切替の2種類が用意されている他、左側のバックミラーに側面監視用カメラが装備されました。今後も引き続き導入されるものと思われます。
車内は後部を1人掛け座席中心の配置にしたラッシュ対応仕様です。座席のモケットは以前記事にした虹が丘のワンステップ仕様車と同じですね。