「えっ いま、この写真カラーに見えた!!」
7月にギンザギャラリーハウスで行ったモノクロのみの写真展に、見にきて下さった方の感想で特に印象的だったコトバ…
そうなんです
モノクロは客観的には白と黒のグラデーションから成るけれど、同じモノクロ作品であっても、見る人それぞれ様々な色を頭の中で色づけしているのだ。
全く知らない風景、人、物であっても、モノクロなら自分の過去の経験を無意識に重ねて着色する。
勝手な仮説だが、恐らく年を重ねるに連れ、色は豊かになっていくと思う。生まれて間もない子どもには、単なる白と黒の絵にしか見えないのではないだろうか。
だから、モノクロは面白い。
そういう、自由なところがあるからだ。
作家が撮影した写真だが、見る人が最終的に作品を完成させていると言える。
カラー写真は既に色がついているから、あえて違う色を想像することはしない。そういうものとして受け取る。
もしもカラー写真を見て、写っている色とは違った色を想像出来る人がいたら是非会ってみたい。私には無い能力だ。
私が思うモノクロとカラーの違いはそこなのだ。
モノクロは一生やめられない。
7月にギンザギャラリーハウスで行ったモノクロのみの写真展に、見にきて下さった方の感想で特に印象的だったコトバ…
そうなんです
モノクロは客観的には白と黒のグラデーションから成るけれど、同じモノクロ作品であっても、見る人それぞれ様々な色を頭の中で色づけしているのだ。
全く知らない風景、人、物であっても、モノクロなら自分の過去の経験を無意識に重ねて着色する。
勝手な仮説だが、恐らく年を重ねるに連れ、色は豊かになっていくと思う。生まれて間もない子どもには、単なる白と黒の絵にしか見えないのではないだろうか。
だから、モノクロは面白い。
そういう、自由なところがあるからだ。
作家が撮影した写真だが、見る人が最終的に作品を完成させていると言える。
カラー写真は既に色がついているから、あえて違う色を想像することはしない。そういうものとして受け取る。
もしもカラー写真を見て、写っている色とは違った色を想像出来る人がいたら是非会ってみたい。私には無い能力だ。
私が思うモノクロとカラーの違いはそこなのだ。
モノクロは一生やめられない。