Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

団扇・・・

2011-07-08 23:05:01 | 日記
梅雨明けも近くなり、暑い日が続いています。
今年は節電対策でオフィスは暑いのでは・・・と思っていたのですが、
予想に反してかなり寒く、体調を崩しそうです

もともと冷房がすごく苦手なので、人より過敏に反応してしまうのかもしれません。
なるべく温かいものを飲んだり、休憩時間には少し外に歩きに出るようにしたり、
ひざ掛けを掛けたりと、体が冷えないように努めています。


それでも暑いと感じる人がいるのか、会社のロゴ入りの団扇が配られました。
白地は金魚と水草が描かれているもの、黒地は花火が描かれているものです。
裏面には絵と共に会社のロゴが・・・ロゴが無ければもっといいのに(笑)

せっかく作るなら、プラスチックではなくて竹製にしてほしかったなぁ。
竹製の団扇は、同じ力で扇いでもしっかりしているので風をたくさん運んでくれます


特に京都の京丸団扇は大きめでしっかりしていて、かなりの優れもの。
京都の芸舞妓さんが、毎年夏にお客様やお世話になっているお店に配るものです。
表面には置屋の名前(自前の芸妓さんは自分の苗字)の横に自分の妓名が入り、
裏面には家紋が染められています。宮川町の芸妓・小桃さんの団扇です

芸舞妓さんの踊りの中で団扇を使うものがいくつかありますが、
その際には自分の名前の入った団扇を持って踊ります。
私の日舞のお師匠さんも芸舞妓さんから団扇を頂くので、
私達もお稽古ではその団扇を使わせていただいています。
祇園東の芸舞妓さんのものなので、あまりお名前を存じ上げないのですが・・・

とても使い易いので、今年は自分の名入れの団扇を作ってもらうつもりです。
8月の舞台を見に来てくださる方に楽屋でお渡しする「まきもの」にしようかと。
本舞台であれば自分の名前を入れた手拭いを、浴衣浚いでは名前を書いた熨斗を
つけたお菓子などを「まきもの」としてお配りする事が一般的に多いようですが、
私はお菓子の他に、特にお世話になった方には団扇もお渡ししようと思います

そんなに量はいらないので、自分の分も含め、早速数本お願いする予定です