8月の舞台のパンフレットが出来上がってきました
一昨年の舞台の際は数人にだけお声かけをさせて頂いたのですが、
今年は学生時代の友人・茶道のお稽古場の方々・会社の同僚など、様々な人に
お声かけをして、ご興味のある方には是非お越し頂きたいと思っています
出演人数が多いので、浴衣浚いは組み物(2人以上で踊るもの)が多いのですが、
それでも全部で30曲以上。ものによっては4人以上のものもあるのに・・・
お師匠さんの人気の高さ、弟子の多さがよくわかる舞台です。
30曲以上となると、朝11時開演で、終わるのが夜の9時近く。
出演者は自分の番だけですが、舞台を支えるスタッフの皆様は大変です。
後見さんは出づっぱりだし、お師匠さん・照明さん・小道具さんも・・・
三味線・唄・お囃子などの地方(ぢかた)の皆様も同様です。
地方に関しては長唄と清元があるので、多少の入れ替わりはありますが、
それでも大変だと思います。特に唄や笛など、体力の限界に近いかと。
皆様プロですので、対処法は心得ていらっしゃるのでしょうけれど・・・
私の出番は一緒に出る人の関係でお昼過ぎとなり、早めに終わりそうです。
早く終わると気が楽で嬉しいです~
そしてなんと
私の出番の時に三味線のタテを弾いて下さるのは、私の三味線のお師匠さん。
踊りのお師匠さんの実弟なのですが、普段歌舞伎座で弾いていらっしゃるので、
そんなお師匠さんの演奏で踊れるなんて、とってもありがたい事です。
そしてそして
お唄のタテは芳村辰三郎さん。人間国宝の七世・芳村伊十郎さんのお孫さんです。
辰三郎さんは、去年三味線のお浚い会で私が「菖蒲浴衣」のタテを弾いた際にも、
タテで唄ってくださいました。とても美しいお声で、ほれぼれします
プロの演奏家・唄い手・小道具の皆様が、私達のために1日を使ってくださる。
しかも、私達が踊りに集中できるように、踊りやすいように気を配ってくださる。
こんな素晴らしい環境で舞台をお勉強させて頂けるなんて、本当に幸せです。
ここまでのクオリティのお浚い会は、他にはなかなかないと思います
それもすべてお師匠さんのお力。
こうして回を重ねていけるのも、同門の大きいお姉さん・お姉さん方の努力の賜物。
まだまだひよっ子の私も、下の子達に繋いでいけるよう、精進していきます