Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

地色が染め上がりました♪

2011-07-26 23:11:00 | 着物
別誂えをお願いしている単衣の訪問着ですが、地色が染め上がったようです。
アクアマリンを淡くしたような色を指定していたのでどんな仕上がりかドキドキ。
あまり濃くなってしまっては爽やかさがないし、薄すぎてもぼけてしまうので・・・


送っていただいた写真は実物より少し薄めに見えるとの事ですが、
これが少し濃くなった色を想像してみると、なんとも綺麗な良い色です。
早く実物が見たいな~

こちらの写真は先日掲載した糊伏せの写真と同じ、右袖の裏側部分の柄です。
白地に柄が全て糊伏せされた状態から、地色が染め上がり糊が落とされた状態に。
地色が染まると柄が浮き上がって見えますね

柄の色使いは大まかな希望は出しましたが、あとは友禅職人さんの感性次第。
単衣なので白や淡いグレーを中心として、ピンクや黄色や水色や薄紫など、
淡い色使いになるのではないかと想像しています。

友禅が終わったらガード加工をして、ついに仕立てに入ります。
二週間ほどで友禅は終わると思うので、友禅が終わった写真が楽しみです

この訪問着を着るのは結婚式なので、伊達衿をどうするか悩んでいます。
現在では、伊達衿は単に華やかさを演出する小道具という認識が多いようですが、
元々は正装時に着物を2枚着ていた頃の名残で、改まった気持ちを表す装いです。

夏に伊達衿を重ねるなんて見ていて暑苦しいという考えの方もいらっしゃいますが、
絽の黒留袖にも比翼がついているように、やはり礼装・準礼装には必要との事。
重々しくない茶会程度でしたら、比翼なしでいいのでしょうが・・・

とはいえ、本来結婚式に出るための訪問着にはせめて1つ紋が必要なのですが、
着ていく場所が限られてしまうため、今回の訪問着は紋なしにしようと思っていて、
紋なしの訪問着にも伊達衿は必要なのかという疑問が出てきます。

更に、絽の訪問着なら絽の伊達衿でいいのでしょうが、単衣の場合の伊達衿は、
絽と単衣どちらが正しいのかがわかりません・・・
(着物を2枚着た状態の略式という意味から考えれば、単衣なのかもしれません)

そもそも、絽や単衣の伊達衿は、現在売られているのでしょうか・・・
まだ1ヶ月ほどあるので、色々な方に聞いてみようと思います。