今日はせっかくの土曜日なのに、曇り空に時々は雨まで降って、少し残念な
休日となってしまいましたね。それでも気温は春になったのかなと勘違をいして
しまうほど暖かくて、なにやら妙なお天気でした
今日はお稽古の他にお出かけする予定があったので、朝から身支度を開始。
夏物でもないのに季節限定の着物というのは、現代ではある意味贅沢なものだと
思っていますが、一時期、どうしても季節限定の着物を揃えたい衝動が抑えられ
なかったことがあって、その頃に何枚か季節の花のものを揃えました。
今日の着物もその頃に購入したものです。色も柄も可愛らしいし華やかで気に
入っているのですが、帯合わせが難しくて、毎回悩んでいる着物です。かな~り
主張する柄ですので、帯はスッキリしたものを選んでいるのですが、色合わせも
難しくて困っています
この着物は、いつも旧正月である節分の時期に着ていますが、関東では梅が咲き
始める前の時期なので、ちょうど良いかな、と思っています
今回の帯は箪笥の整理をしていたら見つけたもので、確か20代前半の頃に購入
したものです。数回使ってあまり気に入らなかったので締めなくなってしまった
のですが、久しぶりに出してみました。もう使わないと思うので、誰か若い子に
差し上げようと思っています。
着物は紅白の八重梅と波の模様が所狭しと詰まったもので、金彩もたっぷりと
施されているおめでたい雰囲気の小紋。
帯は黒地に可愛らしいおこぼ(ぽっくり)が描かれている染めの名古屋帯。
帯揚げはダイヤの地模様の綸子地にハート絞りの輪出しで、「きねや」製。
帯締めは白と淡いピンクの2色使いになったもので、「龍工房」製。
身支度をしてから、まずは夫と一緒にお稽古へ向かいました。
今日のお稽古は大炉を使った薄茶のお手前でした。大炉とは通常よりひと回りも
大きい炉を使ったお点前で、2月の極寒の時期にのみ行われるものです。炉を拡大
する事で炭の熱が広がる範囲が大きくなるので、まるで囲炉裏のような暖かさを
感じることができます
このお点前は裏千家独自のもので、他の流派ではお目にかかりません。大炉の際
には逆勝手のお点前になるので、歩き方や物を置く位置なども通常と逆になり、
かなり気を使うお稽古でした
お菓子は三松堂製の「節分小巻」。島根県の銘菓「源氏巻」がベースでした。
お軸は「和雪香(ゆきにわしてかんばし)」と書かれた下に梅の木が墨で描か
れた短冊で、「梅花和雪香」という言葉を表しています。
茶花は「侘助」椿とアズキネコヤナギが活けられていました。
節分間近ということで、お師匠さんが節分に関するお話をいくつか話して下さい
ました。その中でもなるほど~と思ったのが、鬼の姿についてのお話。
古来より鬼がやってくる方角を「鬼門」と言いますが、鬼門とは、現代の言葉で
言えば北東、昔の言葉でいえば艮=丑寅(うしとら)です。鬼の姿を想像して
みたときに、うしとらと聞いて何を思い浮かべますかと。
そう。鬼の頭についている角は牛を表し、鬼が着ているお決まりの衣装は虎皮
で出来ているのです。なんであの姿になったのかと思っていましたが、うしとら
の方角から来るから、なのですねいつもためになるお話ばかりです。
お稽古の後は映画を見に行きました
年末あたりから夫と見たいと言っていた映画があったのですが、それをお正月に
お会いした際に聞いていた夫のご両親から、先日「少し早いけどみなみちゃんの
誕生日プレゼントに」と言って、チケットをプレゼントして頂きました
見たかったのは「レ・ミゼラブル」。台詞は全て歌で構成されたミュージカル風
の映画なのですが、映像の迫力もあいまって、とっても素晴らしい映画でした。
最後のシーンなどは夫も私も号泣してしまって、2人でハンカチの奪い合い(笑)
久しぶりに、「見れて良かったなぁ」と思った映画でした。
映画を見ていたら帰宅が遅くなってしまったので、急いでお夕飯の支度を。
夫に軽めの夕飯にしてほしいとリクエストしたら、チゲ鍋を作ってくれました。
お肉は夫に任せて、お野菜とお豆腐をたくさん食べました。体が温まりますし、
すぐに出来るので冬のお鍋は最高ですね
休日となってしまいましたね。それでも気温は春になったのかなと勘違をいして
しまうほど暖かくて、なにやら妙なお天気でした
今日はお稽古の他にお出かけする予定があったので、朝から身支度を開始。
夏物でもないのに季節限定の着物というのは、現代ではある意味贅沢なものだと
思っていますが、一時期、どうしても季節限定の着物を揃えたい衝動が抑えられ
なかったことがあって、その頃に何枚か季節の花のものを揃えました。
今日の着物もその頃に購入したものです。色も柄も可愛らしいし華やかで気に
入っているのですが、帯合わせが難しくて、毎回悩んでいる着物です。かな~り
主張する柄ですので、帯はスッキリしたものを選んでいるのですが、色合わせも
難しくて困っています
この着物は、いつも旧正月である節分の時期に着ていますが、関東では梅が咲き
始める前の時期なので、ちょうど良いかな、と思っています
今回の帯は箪笥の整理をしていたら見つけたもので、確か20代前半の頃に購入
したものです。数回使ってあまり気に入らなかったので締めなくなってしまった
のですが、久しぶりに出してみました。もう使わないと思うので、誰か若い子に
差し上げようと思っています。
着物は紅白の八重梅と波の模様が所狭しと詰まったもので、金彩もたっぷりと
施されているおめでたい雰囲気の小紋。
帯は黒地に可愛らしいおこぼ(ぽっくり)が描かれている染めの名古屋帯。
帯揚げはダイヤの地模様の綸子地にハート絞りの輪出しで、「きねや」製。
帯締めは白と淡いピンクの2色使いになったもので、「龍工房」製。
身支度をしてから、まずは夫と一緒にお稽古へ向かいました。
今日のお稽古は大炉を使った薄茶のお手前でした。大炉とは通常よりひと回りも
大きい炉を使ったお点前で、2月の極寒の時期にのみ行われるものです。炉を拡大
する事で炭の熱が広がる範囲が大きくなるので、まるで囲炉裏のような暖かさを
感じることができます
このお点前は裏千家独自のもので、他の流派ではお目にかかりません。大炉の際
には逆勝手のお点前になるので、歩き方や物を置く位置なども通常と逆になり、
かなり気を使うお稽古でした
お菓子は三松堂製の「節分小巻」。島根県の銘菓「源氏巻」がベースでした。
お軸は「和雪香(ゆきにわしてかんばし)」と書かれた下に梅の木が墨で描か
れた短冊で、「梅花和雪香」という言葉を表しています。
茶花は「侘助」椿とアズキネコヤナギが活けられていました。
節分間近ということで、お師匠さんが節分に関するお話をいくつか話して下さい
ました。その中でもなるほど~と思ったのが、鬼の姿についてのお話。
古来より鬼がやってくる方角を「鬼門」と言いますが、鬼門とは、現代の言葉で
言えば北東、昔の言葉でいえば艮=丑寅(うしとら)です。鬼の姿を想像して
みたときに、うしとらと聞いて何を思い浮かべますかと。
そう。鬼の頭についている角は牛を表し、鬼が着ているお決まりの衣装は虎皮
で出来ているのです。なんであの姿になったのかと思っていましたが、うしとら
の方角から来るから、なのですねいつもためになるお話ばかりです。
お稽古の後は映画を見に行きました
年末あたりから夫と見たいと言っていた映画があったのですが、それをお正月に
お会いした際に聞いていた夫のご両親から、先日「少し早いけどみなみちゃんの
誕生日プレゼントに」と言って、チケットをプレゼントして頂きました
見たかったのは「レ・ミゼラブル」。台詞は全て歌で構成されたミュージカル風
の映画なのですが、映像の迫力もあいまって、とっても素晴らしい映画でした。
最後のシーンなどは夫も私も号泣してしまって、2人でハンカチの奪い合い(笑)
久しぶりに、「見れて良かったなぁ」と思った映画でした。
映画を見ていたら帰宅が遅くなってしまったので、急いでお夕飯の支度を。
夫に軽めの夕飯にしてほしいとリクエストしたら、チゲ鍋を作ってくれました。
お肉は夫に任せて、お野菜とお豆腐をたくさん食べました。体が温まりますし、
すぐに出来るので冬のお鍋は最高ですね