Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古 / おうちごはん(夫作)

2013-02-16 23:30:45 | 日記
今朝は珍しく私も10時過ぎまで寝ていて、夫に起こされました。

最近はだるくてだるくて、平日の夜に早く帰宅してもごはんを食べずにすぐ寝て
いることもそんな時は体が休息を必要としているはずなので、本能に逆らわず
無理をしないで過ごそうと思っています。

午前中夫がジムに行っている間に、お化粧や部屋の掃除を済ませておきました。
帰宅した夫がお昼ごはんを作ってくれたので、それを食べたあとは2人してまた
お昼寝を1時間ほど...結局ぐだぐだとしていて、3時ごろからお稽古へ

今日はどうにも着物を着る気分にはなれなかったので、お洋服で伺いました。
お洋服で伺うと毎回「珍しいわね~。今日はどうしたの」と言われてしまうの
ですが、「普段も一週間のうち6日は洋服ですよ(笑)」と答えるのが定番です。

毎週着物でお稽古に行っていると、毎日着物を着ている人みたいなイメージが
ついてしまうようですね。私にとっては週末だけの「特別」なのですが

お稽古では逆勝手の濃茶点前をさせて頂きました。最近はようやく逆勝手にも
慣れてきましたが、また半年くらいやらないとすぐに忘れてしまうでしょうね。
お菓子は伊勢屋さんの「春の便り」という、梅を模した可愛らしいものでした。
茶花は「加茂本阿弥」椿とクロネコヤナギが活けられていました。

お床のお軸は珍しく能画の短冊で、「羽衣」を題材に描いたものがかけられて
いました。日本人なら誰もが知っているあの羽衣伝説ですが、全国各地にある
羽衣伝説の中でも、能で取り上げられているのは「三保の松原」のもの。

これは舞踊の「松廼羽衣」と同じなのですが、三保の松原に住む漁師・白龍
(舞踊では伯了)が釣りに出かけた際、松の枝に掛かった美しい衣を見つけて
持ち帰ろうとしますが、持ち主である天女は羽衣を返して欲しいと頼みます。
羽衣を返す代わりに舞いを所望した伯了に、天女は美しい舞を披露し、天へと
帰っていく、という物語です

お茶のお道具にはお能や歌舞伎から題材を得たものも多くあるので、今年は
私達にもっと能を知って欲しいとお思いになったようで、わざわざ新しく短冊を
購入してくださったとの事でした。茶道は本当に色々な勉強ができますね

お稽古の後はお買い物を済ませてから帰宅して、すぐに夕飯の準備をしました。
といっても夫がほとんど作ってくれたので、私はまたお布団でぐうたら….


今日はとっても大きいカブが手に入ったので、メインはそれを使ったメニューに
しました。このカブは本当に大きくて、私の握りこぶしの倍くらいありました。
夫と2人で「おおきなかぶ」のお話に出てきそうだねと話していました。


今日はとってもシンプルに、ミックスビーンズと玉ねぎだけで作ったサラダ。
あいにくワインビネガーを切らしていてバルサミコ酢でドレッシングを作った
ので、色が悪いのですがプチトマトを添えて。


春らしく、菜の花のパスタにしました。アンチョビの風味に菜の花の苦味が
よく合って、とても美味しいパスタ


そしてメインはカブを使ったポトフ。根菜をたっぷりと使ったメニューは体が
温まりますし、コンソメの優しい味に癒されます


夕飯の後はおつまみを食べながら借りてきたDVDを見ました。今日は映画の
気分だったので「ローマ法王の休日」という映画を借りたのですが、なんとも
ゆっくりとした映画で、途中で眠くなって寝てしまいました

先の法王が亡くなり、新法王を選出するための「コンクラーヴェ」で選ばれた
主人公が、プレッシャーに耐え切れなくなりパニックを起こしてローマの街に
逃げ出す物語なのですが、ドタバタというよりは、よくわからないお話で…
それでも、コンクラーヴェ開始までの儀式なども見られたので、大満足です。

今日は眠くて眠くて仕方ない一日でした。