今日は節分ですね。皆様のお宅でも豆まきなどをされましたでしょうか
節分は暦の上での春を迎える立春の前日にあたり、昔からこうした季節の変わり
目には邪気が生じると考えられていたために、邪気払いのための行事が行われる
ようになりました。
昔から、夜に変わる直前の時間帯、昼でも夜でもない時を「逢魔が刻」と言って
鬼が出やすい時間と考えますが、それと同じく、冬でも春でもないこの日には、
鬼が出やすいのでしょうね
節分は立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日の年4回がありますが、旧暦に
おいて一年の初めである立春が最も重視されています。昔のように、立春の日を
一年の初めと考えれば、その前日である節分は大晦日です。
節分の行事はもともと宮中で大晦日に行われていた「追儺式」がルーツとなり、
現在では炒った大豆をお祓いしたものを「鬼は外、福は内」と言いながら撒く
ことで邪気を払います。
大豆を炒るのは、炒る時に大豆の皮が爆ぜる大きな音で鬼を驚かせる意味と、
邪気を祓うために撒いた豆が庭先で芽吹いて邪気を撒き散らさないようにする
2つの意味が込められています
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また、最近ではスーパーでも節分用の豆が売られていますが、きちんとお祓いを
受けたものでなければ意味がありません。私は毎年、神官さんがお祓いをして
下さったものを頂いています。
節分の行事料理は本来夕飯に食べるものなのでしょうが、今日は夫が仕事のため
夕食を食べないので、朝食で用意をしました
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元々は関西のみに残っていた風習ですが、ここ10年ほどコンビニやスーパーの
戦略によって全国的なものとなった節分の「恵方巻き」。大きな太巻きを一本
まるごと、その年の恵方に向かって無言で食べるのだそうです。
朝食で一人に一本ではさすがに多いので、我が家では切って食べています。そも
そもの目的とは違うかもしれませんが、もとから関東には無かった習慣なので、
クリスマスにケーキを食べるような感覚で、自由に食べています
鰯は昔から実家でも節分に出されていたので、今年は焼いてみました。鰯を焼く
時の匂いを鬼が嫌って、その家に寄り付かなくなるのだそうですよ
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恵方巻きと鰯のほかには、お福茶も用意しました。先日湯島天神で厄払いをして
頂いた際におさがりで頂いた梅昆布茶を使っています。
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朝食で焼いた鰯の頭を取っておいて、実家の庭の柊を一枝もらい柊鰯を作って、
玄関に飾りました。柊
は葉のトゲトゲに魔除けの効果があるそうで、実家では
敷地の入口に柊を植えてあります。
豆まきは、夫が帰宅してからすぐにやってもらいました。近年はスーパーなどで
豆を買うと鬼の面が付いて来るそうで、そのお面をお父さんがかぶり子供達が
鬼に扮したお父さんに豆を投げる、という光景が見られるそうですが、本来は
絶対にしてはいけないこと
一家の長が邪気を祓うために豆を撒くものなので、一家の長であるお父さんに
豆を投げて追い出すというのは、豆まきの意味がありません。実家でも必ず、
父が一升枡に入った豆を撒いてくれていましたので、結婚してからは夫にその
役目をお願いしています。
豆まきの後は数え年の数だけ豆を食べて、健康を祈りました。この歳になって
くると、豆の数が多くてお腹いっぱいになってしまいますね(苦笑)
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節分は暦の上での春を迎える立春の前日にあたり、昔からこうした季節の変わり
目には邪気が生じると考えられていたために、邪気払いのための行事が行われる
ようになりました。
昔から、夜に変わる直前の時間帯、昼でも夜でもない時を「逢魔が刻」と言って
鬼が出やすい時間と考えますが、それと同じく、冬でも春でもないこの日には、
鬼が出やすいのでしょうね
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節分は立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日の年4回がありますが、旧暦に
おいて一年の初めである立春が最も重視されています。昔のように、立春の日を
一年の初めと考えれば、その前日である節分は大晦日です。
節分の行事はもともと宮中で大晦日に行われていた「追儺式」がルーツとなり、
現在では炒った大豆をお祓いしたものを「鬼は外、福は内」と言いながら撒く
ことで邪気を払います。
大豆を炒るのは、炒る時に大豆の皮が爆ぜる大きな音で鬼を驚かせる意味と、
邪気を祓うために撒いた豆が庭先で芽吹いて邪気を撒き散らさないようにする
2つの意味が込められています
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また、最近ではスーパーでも節分用の豆が売られていますが、きちんとお祓いを
受けたものでなければ意味がありません。私は毎年、神官さんがお祓いをして
下さったものを頂いています。
節分の行事料理は本来夕飯に食べるものなのでしょうが、今日は夫が仕事のため
夕食を食べないので、朝食で用意をしました
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元々は関西のみに残っていた風習ですが、ここ10年ほどコンビニやスーパーの
戦略によって全国的なものとなった節分の「恵方巻き」。大きな太巻きを一本
まるごと、その年の恵方に向かって無言で食べるのだそうです。
朝食で一人に一本ではさすがに多いので、我が家では切って食べています。そも
そもの目的とは違うかもしれませんが、もとから関東には無かった習慣なので、
クリスマスにケーキを食べるような感覚で、自由に食べています
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鰯は昔から実家でも節分に出されていたので、今年は焼いてみました。鰯を焼く
時の匂いを鬼が嫌って、その家に寄り付かなくなるのだそうですよ
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恵方巻きと鰯のほかには、お福茶も用意しました。先日湯島天神で厄払いをして
頂いた際におさがりで頂いた梅昆布茶を使っています。
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朝食で焼いた鰯の頭を取っておいて、実家の庭の柊を一枝もらい柊鰯を作って、
玄関に飾りました。柊
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敷地の入口に柊を植えてあります。
豆まきは、夫が帰宅してからすぐにやってもらいました。近年はスーパーなどで
豆を買うと鬼の面が付いて来るそうで、そのお面をお父さんがかぶり子供達が
鬼に扮したお父さんに豆を投げる、という光景が見られるそうですが、本来は
絶対にしてはいけないこと
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一家の長が邪気を祓うために豆を撒くものなので、一家の長であるお父さんに
豆を投げて追い出すというのは、豆まきの意味がありません。実家でも必ず、
父が一升枡に入った豆を撒いてくれていましたので、結婚してからは夫にその
役目をお願いしています。
豆まきの後は数え年の数だけ豆を食べて、健康を祈りました。この歳になって
くると、豆の数が多くてお腹いっぱいになってしまいますね(苦笑)