今年の秋に向けて別誂えをお願いしている訪問着ですが、修正後の図案が手元に
届きました。手描きのため全体を描き直して頂くとなると大変な事になるので、
修正した部分のみを抜粋した図案です。
上半身は前から見た状態、下半身は後から見た状態を描いてあるようです
まず上半身は左前肩~左前袖にかけて、ヱ霞や木々、そして琴と琴爪が描かれて
います。上半身にも楽器を入れることで重くなりすぎないかなと心配をして
いましたが、反対側の袖の柄をごく軽めにしてくださったので、優美な雰囲気に
仕上がっています
そして下半身は、上前のメインで描かれる琵琶を書き直して頂きました。以前の
ものよりも更に格調高くなった気がします。正倉院にある「螺鈿紫檀五絃琵琶」
を描いています
こちらの琵琶は、世界で唯一現存する螺鈿細工を施された五弦の琵琶なのです。
胴の撥皮の部分に螺鈿で描かれているのは、らくだに乗った吟遊詩人です。
文句なしの図案なので、このまま進めていただこうと思っています
届きました。手描きのため全体を描き直して頂くとなると大変な事になるので、
修正した部分のみを抜粋した図案です。
上半身は前から見た状態、下半身は後から見た状態を描いてあるようです
まず上半身は左前肩~左前袖にかけて、ヱ霞や木々、そして琴と琴爪が描かれて
います。上半身にも楽器を入れることで重くなりすぎないかなと心配をして
いましたが、反対側の袖の柄をごく軽めにしてくださったので、優美な雰囲気に
仕上がっています
そして下半身は、上前のメインで描かれる琵琶を書き直して頂きました。以前の
ものよりも更に格調高くなった気がします。正倉院にある「螺鈿紫檀五絃琵琶」
を描いています
こちらの琵琶は、世界で唯一現存する螺鈿細工を施された五弦の琵琶なのです。
胴の撥皮の部分に螺鈿で描かれているのは、らくだに乗った吟遊詩人です。
文句なしの図案なので、このまま進めていただこうと思っています