Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶会のお手伝いをしてきました(ピンク地七宝柄の地紋起こし)

2013-04-07 23:30:24 | 茶道
金曜までの予報では今日は大荒れのお天気という事でしたが、起きてみると風は
強いものの雨は止んでいて、なんとかお茶会が出来そうなお天気でした

起きてすぐに身支度をして、8時には家を出てお茶会の会場へ


今日のお茶会のために、今年に入ってから急いで誂えた着物をおろしました。
本当はちょうど桜が咲く時期なので、それに合わせて...と思って選んだ地色
だったのですが、今年は開花が早すぎて桜はもう散ってしまいましたね


お茶会には本来なら色無地が一番良いのですが、今回は水屋にいることが多く、
表に出るとしてもお運びをちょこっとするだけですので、無地感覚で着られる、
こちらの着物を選びました

紋付の色無地はまだ2枚しか持っていないので、いずれ時期を見て、気に入る生地
と色を厳選して誂えようと思っています


着物は花七宝の地模様のある変わり縮緬地を少しオレンジがかった桜色に染め、
地紋起こしでさりげない彩色や絞りが施されている無地感覚の小紋。
帯は地模様のある黒地に、格調高い宝尽くし文様がびっしりと織り出された、
私の大好きな西陣の名門「藤原織物」の名古屋帯。
帯揚げはダイヤの地模様の白い綸子地に、ピンクのハート柄の絞りの輪出し。
帯締めはピンク~白のグラデーションになった組紐。


お茶会の会場についてからは、もう戦場のようでしたお運びやお水屋の取り
仕切りをさせて頂いたのですが、初めてのことでうまく指示が出せなかったり、
小さなトラブルもありましたが、お茶会はなんとか無事に終わりました

その人に合わせた指示の出し方など、その場で見極めるのはなかなか難しいこと
ですが、とても良い勉強になりました

10時から4時まで、全部で8席のお茶席をこなし、総勢で140名ほどのお客様が
来てくださったようです。2年に一度の規模のお茶会なのですが、次はお弟子さん
のなかから亭主役を決めて、お師匠さんは水屋に専念できるようにしたい
という野望があるようです。

いずれ社中からお名前を頂く方々が出るようになれば、そういうこともあるので
しょうね。お茶は10年以上でやっとお名前が頂けるものですが、考えてみれば
私ももうすぐ7年目に入ります

お稽古事はゆっくりのんびりやろうと思っていますが、どれもいずれはお名前を
頂くことを考えなければいけないのですね。何かと物入りです…