今日の夜は娘の世話をお願いして、イタリア料理教室へ行かせてもらいました
どんなにその日の仕事が忙しくて大変でも、こうしてお料理教室に来ると全てが
リフレッシュされて、一日を楽しい気分で終えることが出来るのが不思議です
今日は手打ちパスタのコースを受講します。コースが終わる6月まで受講すると、
これまで習ったものも含め、手打ちパスタを20種類以上作れることになります。
今はイタリア人でもそんなにたくさんの手打ちパスタを作れないかも
まず生地を寝かせる時間がいるパスタ生地から。今日のパスタは「Canneloni」。
イタリア全土で食べられている太い筒状のパスタで、筒の中に詰め物をします。
詰め物としては今日作るリコッタチーズ&生ハムがメジャーですが、その他には
挽き肉&香味野菜&ハーブを詰めたり、リコッタチーズ&ほうれん草を詰めたり
バリエーション豊かなパスタです
基本的に茹でたパスタに詰め物をしてソースをかけてオーブンで焼くのですが、
合わせるソースはほとんどベシャメルソースで、トマトソース派は少ないそう。
また、しっかりしたパスタ生地ではなくて、クレープ生地に詰め物をしたものを
カネロニと呼ぶ場合もあるそうです
手打ちパスタの中でも比較的簡単に形成できるパスタですが、乾麺も売っている
そうなので、乾麺の場合も茹でてから詰め物をしてオーブンで焼きます
ボウルに強力粉・卵・塩・オリーブオイルを入れて混ぜ、ひと纏まりになったら
表面が滑らかになるまでしっかり捏ねます。捏ね終わった生地はラップに包んで
冷蔵庫で2~3時間(できれば1晩)休ませます。
生地を寝かせるあいだに前菜の準備を。今日の前菜は「Sformatino di zucca」。
スフォルマティーノはこれまで何度か作ってきましたが、今日はかぼちゃです。
夏に収穫してから保存され冬を迎えたかぼちゃは、夏よりもぐんと甘味が増して
美味しくなっていますので、冬に作るのがオススメです
レストランや家庭でも前菜や付け合せとして出されることが多いお料理ですが、
付け合せの場合はそのままで、前菜として食べる場合にはソースを合わせるのが
ポイントです。かぼちゃには定番のクリームソースが良く合います
まずは型にバターを塗り、軽くパン粉をまぶしておきます。こうすることで型に
くっつかず、焼いたあとに型から外しやすくなります
カボチャは皮をむいて種を取り、火を入れる時間を少なくするため薄くスライス
しておきます。鍋にバターを入れて火にかけ、カボチャをソテーします。全体に
火が通ったら水をひたひたまで入れて、形が無くなるくらいまで煮込みます。
しっかりと煮込んで形が崩れるくらいまでになったら、なるべく水分を飛ばして
から火を止めて、生クリーム・牛乳・塩コショウを入れてミキサーで回します。
ペースト状になったかぼちゃを型に流し入れ、180度に余熱したオーブンで湯煎を
しながら40分ほど焼けば完成です
次はパスタの詰め物の用意を。今日は生ハム&リコッタチーズという原価の高い
食材を使いますが、リコッタチーズは簡単に作れるので、手作りがお勧めです
ボウルにリコッタチーズ・粗く刻んだ生ハム・みじん切りのイタリアンパセリ・
粉チーズ・ナツメグ・卵を入れて良く混ぜ、塩コショウで味を調えるだけです。
出来たものは口金をつけた絞り袋に入れておきます。
パスタにあわせるのは定番のベシャメルソース。鍋にバターを入れて火にかけ、
バターが溶けたら小麦粉を入れて粉っぽさがなくなるまで良く練ります。人肌に
温めた牛乳を少しずつ入れて馴染ませ、弱火にかけながらとろみが付くまでよく
混ぜて、最後に塩コショウで味を調えます。
寝かせたパスタ生地は半分に切って、パスタマシーンに通る厚さになるまで手で
伸ばし、パスタマシーンに通していきます。メモリを下げながら何度か通したら
マシーンの幅に合わせて折りたたみ、もう一度メモリを下げながら伸ばします。
細長いシートが出来たらそのシートを10センチ四方に切り分けます。カネロニは
ひとつのパスタがかなり大きいので、コース料理の一品として食べる場合には、
一人2本くらいで十分です。
出来上がった生地を茹でたらすぐに氷水で冷やし、キッチンペーパーやふきんを
使って水分をしっかりと取ります。このあたりはラザニアとほぼ同じですね
筒状に仕上げたいので、生地の片端に詰め物を厚めに絞っていきます。詰め物を
乗せたほうからくるくると巻いていけば形成は完了。とっても簡単です
耐熱皿にバターを塗ってベシャメルソースを敷き、その上にカネロニを乗せたら
上からさらにベシャメルソースをかけ、粉チーズをかけてから220度に余熱をした
オーブンで焼き色が付くまで15分ほど焼けば完成
白一色なので見た目が寂しい場合には、パプリカパウダーをかけると綺麗です
次はメインを作りましょう。今日のメインは「Pollo con crema di pomodoro」。
北イタリアで作られることの多いお料理で、カチャトーラとも良く似ています。
野菜の少ない北イタリアですので、基本的には山で取れるもので作るお料理で、
鶏肉や仔牛肉の骨付きのものを使って、キノコなどと合わせるのが主流です。
トマトクリームとは言っても生クリームは仕上げに入れるだけなので、ほとんど
トマト煮込みのようなお料理
フライパンにオリーブオイルをたっぷりと入れ、ニンニクを入れて火にかけて、
オイルに香りを移します。スライスした玉ねぎを加えてじっくり炒め、しんなり
したらマッシュルームを加えて炒め、トマト缶と水を入れて軽く煮込みます。
鶏肉は一口大に切ったら塩コショウをして、小麦粉をまぶします。フライパンに
オリーブオイルをひき鶏肉を皮目からソテーします。表面がきつね色になったら
裏返し、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
煮込んでいたソースのほうへ鶏肉を入れて10分ほど煮込みます。骨付き肉を使う
場合にはさらに時間がかかるので、お肉にしっかりと火が通るまで煮込みます。
仕上げに生クリームを加えて軽く馴染ませれば完成です
最後に前菜に添えるソースを作ります。小鍋に生クリーム・粉チーズを入れて、
火にかけたら少し煮詰めてから塩コショウで味を調えるだけ。
焼き上がったスフォルマティーノはナイフなどを使って上手く型から外します。
底に生地がくっつきやすいので、クッキングペーパーなどを型にあわせて切り、
底に敷いておくのが良いそうです。自宅ではシリコン型を使おうと思います
パスタもちょうど焼き上がったところでお待ちかねの試食タイムに
前菜はかぼちゃのスフォルマティーノ。かぼちゃの自然な優しい甘味の引き立つ
スフォルマティーノに、チーズクリームのソースがとっても良く合います。私は
ソースなしで付け合せとして食べるよりは、ソースがあるほうが好きです
パスタはカネロニ。初めは2本だと少ないかな?と思ったのですが、食べてみると
意外と詰め物がボリュームがあって、ソースも濃厚なので、コース料理の1品なら
やはり2本で十分だと思いました。ラザニアなどとはまた違う美味しさです
メインは鶏肉のトマトクリーム煮。今日は冬らしく全品クリームが使われている
お料理ですが、こちらはクリームよりもトマトが引き立つのでメリハリがあって
とっても美味しかったです。やはり冬は煮込み料理が嬉しいですね
食後はコーヒーを入れて頂いてホッとひと息。今日もお教室は満席で、わいわい
賑やかなレッスンタイムでした
次回のレッスンはなんとクリスマスイブです。どんなお料理を習えるのかな
どんなにその日の仕事が忙しくて大変でも、こうしてお料理教室に来ると全てが
リフレッシュされて、一日を楽しい気分で終えることが出来るのが不思議です
今日は手打ちパスタのコースを受講します。コースが終わる6月まで受講すると、
これまで習ったものも含め、手打ちパスタを20種類以上作れることになります。
今はイタリア人でもそんなにたくさんの手打ちパスタを作れないかも
まず生地を寝かせる時間がいるパスタ生地から。今日のパスタは「Canneloni」。
イタリア全土で食べられている太い筒状のパスタで、筒の中に詰め物をします。
詰め物としては今日作るリコッタチーズ&生ハムがメジャーですが、その他には
挽き肉&香味野菜&ハーブを詰めたり、リコッタチーズ&ほうれん草を詰めたり
バリエーション豊かなパスタです
基本的に茹でたパスタに詰め物をしてソースをかけてオーブンで焼くのですが、
合わせるソースはほとんどベシャメルソースで、トマトソース派は少ないそう。
また、しっかりしたパスタ生地ではなくて、クレープ生地に詰め物をしたものを
カネロニと呼ぶ場合もあるそうです
手打ちパスタの中でも比較的簡単に形成できるパスタですが、乾麺も売っている
そうなので、乾麺の場合も茹でてから詰め物をしてオーブンで焼きます
ボウルに強力粉・卵・塩・オリーブオイルを入れて混ぜ、ひと纏まりになったら
表面が滑らかになるまでしっかり捏ねます。捏ね終わった生地はラップに包んで
冷蔵庫で2~3時間(できれば1晩)休ませます。
生地を寝かせるあいだに前菜の準備を。今日の前菜は「Sformatino di zucca」。
スフォルマティーノはこれまで何度か作ってきましたが、今日はかぼちゃです。
夏に収穫してから保存され冬を迎えたかぼちゃは、夏よりもぐんと甘味が増して
美味しくなっていますので、冬に作るのがオススメです
レストランや家庭でも前菜や付け合せとして出されることが多いお料理ですが、
付け合せの場合はそのままで、前菜として食べる場合にはソースを合わせるのが
ポイントです。かぼちゃには定番のクリームソースが良く合います
まずは型にバターを塗り、軽くパン粉をまぶしておきます。こうすることで型に
くっつかず、焼いたあとに型から外しやすくなります
カボチャは皮をむいて種を取り、火を入れる時間を少なくするため薄くスライス
しておきます。鍋にバターを入れて火にかけ、カボチャをソテーします。全体に
火が通ったら水をひたひたまで入れて、形が無くなるくらいまで煮込みます。
しっかりと煮込んで形が崩れるくらいまでになったら、なるべく水分を飛ばして
から火を止めて、生クリーム・牛乳・塩コショウを入れてミキサーで回します。
ペースト状になったかぼちゃを型に流し入れ、180度に余熱したオーブンで湯煎を
しながら40分ほど焼けば完成です
次はパスタの詰め物の用意を。今日は生ハム&リコッタチーズという原価の高い
食材を使いますが、リコッタチーズは簡単に作れるので、手作りがお勧めです
ボウルにリコッタチーズ・粗く刻んだ生ハム・みじん切りのイタリアンパセリ・
粉チーズ・ナツメグ・卵を入れて良く混ぜ、塩コショウで味を調えるだけです。
出来たものは口金をつけた絞り袋に入れておきます。
パスタにあわせるのは定番のベシャメルソース。鍋にバターを入れて火にかけ、
バターが溶けたら小麦粉を入れて粉っぽさがなくなるまで良く練ります。人肌に
温めた牛乳を少しずつ入れて馴染ませ、弱火にかけながらとろみが付くまでよく
混ぜて、最後に塩コショウで味を調えます。
寝かせたパスタ生地は半分に切って、パスタマシーンに通る厚さになるまで手で
伸ばし、パスタマシーンに通していきます。メモリを下げながら何度か通したら
マシーンの幅に合わせて折りたたみ、もう一度メモリを下げながら伸ばします。
細長いシートが出来たらそのシートを10センチ四方に切り分けます。カネロニは
ひとつのパスタがかなり大きいので、コース料理の一品として食べる場合には、
一人2本くらいで十分です。
出来上がった生地を茹でたらすぐに氷水で冷やし、キッチンペーパーやふきんを
使って水分をしっかりと取ります。このあたりはラザニアとほぼ同じですね
筒状に仕上げたいので、生地の片端に詰め物を厚めに絞っていきます。詰め物を
乗せたほうからくるくると巻いていけば形成は完了。とっても簡単です
耐熱皿にバターを塗ってベシャメルソースを敷き、その上にカネロニを乗せたら
上からさらにベシャメルソースをかけ、粉チーズをかけてから220度に余熱をした
オーブンで焼き色が付くまで15分ほど焼けば完成
白一色なので見た目が寂しい場合には、パプリカパウダーをかけると綺麗です
次はメインを作りましょう。今日のメインは「Pollo con crema di pomodoro」。
北イタリアで作られることの多いお料理で、カチャトーラとも良く似ています。
野菜の少ない北イタリアですので、基本的には山で取れるもので作るお料理で、
鶏肉や仔牛肉の骨付きのものを使って、キノコなどと合わせるのが主流です。
トマトクリームとは言っても生クリームは仕上げに入れるだけなので、ほとんど
トマト煮込みのようなお料理
フライパンにオリーブオイルをたっぷりと入れ、ニンニクを入れて火にかけて、
オイルに香りを移します。スライスした玉ねぎを加えてじっくり炒め、しんなり
したらマッシュルームを加えて炒め、トマト缶と水を入れて軽く煮込みます。
鶏肉は一口大に切ったら塩コショウをして、小麦粉をまぶします。フライパンに
オリーブオイルをひき鶏肉を皮目からソテーします。表面がきつね色になったら
裏返し、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
煮込んでいたソースのほうへ鶏肉を入れて10分ほど煮込みます。骨付き肉を使う
場合にはさらに時間がかかるので、お肉にしっかりと火が通るまで煮込みます。
仕上げに生クリームを加えて軽く馴染ませれば完成です
最後に前菜に添えるソースを作ります。小鍋に生クリーム・粉チーズを入れて、
火にかけたら少し煮詰めてから塩コショウで味を調えるだけ。
焼き上がったスフォルマティーノはナイフなどを使って上手く型から外します。
底に生地がくっつきやすいので、クッキングペーパーなどを型にあわせて切り、
底に敷いておくのが良いそうです。自宅ではシリコン型を使おうと思います
パスタもちょうど焼き上がったところでお待ちかねの試食タイムに
前菜はかぼちゃのスフォルマティーノ。かぼちゃの自然な優しい甘味の引き立つ
スフォルマティーノに、チーズクリームのソースがとっても良く合います。私は
ソースなしで付け合せとして食べるよりは、ソースがあるほうが好きです
パスタはカネロニ。初めは2本だと少ないかな?と思ったのですが、食べてみると
意外と詰め物がボリュームがあって、ソースも濃厚なので、コース料理の1品なら
やはり2本で十分だと思いました。ラザニアなどとはまた違う美味しさです
メインは鶏肉のトマトクリーム煮。今日は冬らしく全品クリームが使われている
お料理ですが、こちらはクリームよりもトマトが引き立つのでメリハリがあって
とっても美味しかったです。やはり冬は煮込み料理が嬉しいですね
食後はコーヒーを入れて頂いてホッとひと息。今日もお教室は満席で、わいわい
賑やかなレッスンタイムでした
次回のレッスンはなんとクリスマスイブです。どんなお料理を習えるのかな