お茶のお稽古（若草色地撫子柄小紋） / お盆親族集会

今日はお盆ですね。私の実家でもお盆恒例の親族の集まりがありますが、午後に
始まる予定なので、午前中は夫と交代でお茶のお稽古へ行っていました


今日もかなり暑くて暖色系の着物を着る気には全くなれなかったので、少し地味
ですが涼しげな色合いのひと揃えを着ることにしました


この着物も定期的に着物を着るようになった初期の頃に買ったものなので、まだ
別誂えにも出会っておらず、夏物は綺麗な地色の着物を選べなかった頃のもの。
地味目の地色はあまり気に入っていないのですが長く着られそうではあります


着物は落ち着きのある若草色の絽地に、白上げをメインとして、芝草や撫子など
夏の草花が描かれている小紋。ところどころに濃いピンク色が使われています。

帯は白い絽塩瀬地に色とりどりの水風船たちが描かれた手描きの染め名古屋帯。
帯揚げは白い絽地に、濃いめのピンク色で桔梗の柄が絞り出されている輪出し。
帯締めは白地に濃いピンクのポイント柄が入った夏用の組紐。

今日のお稽古は茶箱の伝物「雪月花」のうちの「花」点前をさせて頂きました。
本当は一番難しい「月」点前の予定だったのが、他の方のお稽古との兼ね合いで
こちらに変更になりました。来週は「月」点前をさせて頂きます。

お菓子は秋になって赤く色づく前の、夏の柿を表した「青柿」で「伊勢屋」製。
お軸は「平常心是道（びょうじょうしん　これどう）」と書かれた墨跡です。
茶花は底紅の白い槿が活けられていました。

午後からは、毎年この日に実家で行われるお盆の親族の集まりに参加しました。


全員が集まるまで、子供達は一緒になってプールで水遊びしたり庭で遊んだり。
娘も普段はプールの周りで水遊びをしているだけなのですが、年上の従兄妹達の
遊び方のダイナミックさに少し驚きながらも、真似をして遊んでいました

全員が揃ってからは宴会の始まり。食べたりしゃべったり子供達は遊んだりと、
久しぶりに集まる親族同士で交友を深めていました。


夕方になって薄暗くなる前にと、提灯を持った父（本家長男）を先頭にして、
全員で揃ってお墓まで歩いていきます。お墓は長～い階段を上った先の岡の上に
あるのですが、仏壇から移した提灯の灯を消さないように持っていき、その灯で
お線香に火をつけて、全員でお参りをします。

また来年も、全員揃ってお参りにこれますように