Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【基本上級・7月】

2018-07-13 23:40:40 | イタリア料理

今日はイタリア料理教室へ行って来ました。毎年夏のメニューは冷製パスタなど手早く作れるメニューが多いので、暑い時期には嬉しいです


まずは前菜から作ります。前菜は「Gelatina di verdure estate e prosciutto」。ゼリー系のメニューは何度か教えて頂きましたが、アサリ系のゼリーばかりだったので、コンソメのゼリーは初めてです


鍋にコンソメを入れて火にかけ、火を止めてふやかしたゼラチンを入れて溶かします。ボウルに移して氷水をあて、できる限り粗熱を取っておきます。


具材はお好みのもので良いのですが、今日はハム、茹でた枝豆、茹でたパプリカ、半割りにしたミニトマトを使います。具材をグラスに入れたらコンソメを流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めれば完成


続いてメインの「Maiale con senape alla grilglia」を作ります。夏には豚肉が一番さっぱりと食べられますが、マスタードを使ってさらにさっぱり仕上げます


このマスタード焼きというお料理はよく仔羊で作られるものなのだそうですよ


とんかつ用の豚ロース肉は両面筋切りをしておきます。塩コショウをして小麦粉をまぶしたら、オリーブオイルをひいたフライパンで両面をさっと焼いて取り出します。



豚肉をグリル皿に移して、片側のみたっぷりとマスタードを塗り、その上にみじん切りにしたイタリアンパセリとニンニク・パン粉を混ぜたものをかけたら、オーブントースターで表面がこんがりするまで焼けば完成です


初めからオーブンで焼いてしまうと硬くなりすぎてしまうので、まずフライパンでさっと火を入れてから表面をオーブントースターでで焼くのがしっとり仕上がるポイントだそうですよ


食べる時にはベビーリーフを添えて


最後はパスタを作ります。今日のパスタは「Capellini freddi con salsa di mais」。いまが旬のとうもろこしをたっぷりと使った冷製パスタです



塩茹でしたとうもろこしの粗熱をとってから、身を包丁で削ぎ落とし、生クリームと一緒にミキサーにかけ、ザルで漉します。



茹でて氷水にとり水気をしっかり絞ったカッペリーニとソースを混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えたら、オリーブオイルで乳化させて完成です。盛り付けの時に生ハムを添えて


全て出来上がったところでお待ちかねの試食タイムに


前菜は夏野菜とハムのゼリー寄せ。色合いがとても綺麗で、おもてなしにぴったりの一品。小さめのグラスで作れば前菜盛り合わせなどにも使えますね


パスタはとうもろこしの冷製カッペリーニ。クリーム系の冷製パスタを習ったのは初めてですが、思った以上にさっぱりしていてとても美味しかったです。生ハムの塩味が程よいアクセントに


メインは豚ロース肉のマスタード焼き。お肉はしっとり柔らかく仕上がっていて、かなりたっぷりマスタードを塗っているので、酸味があってとても食べやすい一品でした