Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

菜の花が満開に

2015-03-26 23:34:07 | 季節行事
土曜日に娘を車に乗せて近所の土手沿いの道を車で通っていたところ、カーブを
曲がり切ったときに、視界に素敵な風景が飛び込んできました


目の前が急に明るくなったような気がしてみてみると、なんと、土手いっぱいに
満開の菜の花が咲いていました。土手が黄色のお花畑になっていたのです


近くに車を停めて土手まで歩いてみると菜の花が今を盛りと咲き誇っていて、
どこからともなくまるでハチミツのような甘い香りが漂っていました。これまで
菜の花がこんな香りがするお花だとは知らなかったのでびっくりしました

しばし時を忘れて、目の前の綺麗な景色と良い香りに癒されたひと時でした


「北野をどり」が始まりました

2015-03-25 23:32:36 | 京都花街
他の花街に先駆けて、京都・上七軒では春のおどりの舞台「北野をどり」の幕が
本日開いたようです


「北野をどり」は毎年3月25日から4月7日までの14日間、1日2回公演が行われる
おどりの舞台で、今年で63回目を迎えます


(画像は報道系サイトからお借りしました)

1952年に北野天満宮で50年に一度行われる「大萬燈祭」の記念として初演された
のが始まりで、上七軒は場所柄西陣の旦那衆が通う花街でもあるため、その芸は
渋さが身上なのだそうです

数年前までは設備の関係で4月中旬に行われていましたが、2010年からは、当初と
同じ3月25日公演開始となっています。

今年は歌舞伎の創始者とされる出雲の阿国の姿を描いた舞踊劇「四條かぶき」を
メインに、純舞踊「舞姿つなぎ団子」、そして総踊りの「上七軒夜曲」。

他の花街とは離れていますので、上七軒には私もまだ一度訪れたことがあるだけ
なのですが、市の中心部から離れているからか、良い意味で近代化されていない
伝統をしっかりと守り続けている花街という印象があります

その反面、夏には誰でも入ることの出来るビアガーデンを開催したりと、とても
身近に花街を感じることのできる場所でもありますね

桜の開花よりも早く、京都に春がやってきました


【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・3月】

2015-03-24 23:24:43 | イタリア料理
今夜は夫に娘の世話をお願いして、イタリア料理教室へ行かせてもらいました


今日は手打ちパスタ中級コースを受講します。手打ちパスタ作りもかなり慣れて
来ましたが、やはり習い初めの頃にパスタマシーンを買ってしまって、それから
家できちんと復習して作っていた成果かなぁと思います

実は先日お義父さまのお誕生日があったのですが、お料理がお好きな方なので、
以前から欲しがっていた私と同じパスタマシーンをプレゼントしました。手打ち
パスタの楽しさを知って頂けたら良いな


パスタ生地から捏ねていきます。今日のパスタは「Tonnarelli a cacio e pepe」。
ローマに古くからある伝統的なパスタでローマの3大パスタの一つ。ローマ3大
パスタとは、アマトリチャーナ、カルボナーラ、そしてこのカチョ・エ・ペペ。

カチョ・エ・ペペはイタリア語で「黒胡椒とチーズ」という意味でローマ近郊の
特産品であるペコリーノ・ロマーノという羊乳から作ったチーズを使うパスタ

それに合わせるのが定番のパスタ・トンナレッリは幅2mmほどと少し太めの麺で
断面が四角いのが特徴です


ボウルにセモリナ粉・薄力粉・塩・オリーブオイル・卵を入れて混ぜ合わせて、
ひとまとまりになったら表面が滑らかになるまで捏ねていきます。捏ねあがった
生地はラップに包んで冷蔵庫で2~3時間休ませます(できれば一晩が理想)。


次は前菜の準備を。前菜は「Insalata di calamaretti con pomodoro」。

この時期に旬を迎えるホタルイカを使ったサラダです。イタリアにホタルイカは
いないのですがヤリイカの子供である子ヤリが通年売っていますので、揚げたり
サラダにしたりして食べるそうです

ホタルイカは生だと傷むのが早いため、スーパーなどで売られているものはほぼ
茹でてあるものですが、市場などで生のホタルイカを手に入れた場合は、ボイル
してからこのお料理に使って下さいね

生のホタルイカは炒めるととても良いダシが出るので、日本のレストランでは、
この時期にホタルイカを使ったパスタが良くメニューに登場するそうですよ



ホタルイカは目・くちばし軟骨を取っておきます。フルーツトマトは湯剥きして
種を取り、1cmくらいの角切りにしておきます。セロリは皮を剥いてスライス、
ニンニクはみじん切り、バジルは手でちぎっておきます。


ボウルに全ての材料を入れたらあとは簡単。オリーブオイル・塩コショウで味を
整えて、味が浸透するまで冷蔵庫で数十分冷やせば完成です


次はメインを作りますね。今日のメインは「Invortini di maiale alla sarde」。

サルディーニャ島のお料理だそうです。サルディーニャ島は人間よりも羊の数の
ほうが多いといわれるほど酪農の盛んな島で、山羊・羊・豚・牛などがのんびり
放牧されているような場所だそうです

そのため豚肉を良く食べるのですが、今日のメインもそんなお料理のひとつで、
もうひとつのサルディーニャ料理の特徴であるサフランも使います。サフランも
サルディーニャの特産品なのですよ



まずは詰め物作りを。ボウルにみじん切りにしたイタリアンパセリとニンニク・
パン粉・粉チーズ・卵黄・塩コショウを入れて混ぜ合わせます。ポロポロとした
そぼろ状になればOKです





それを豚もも肉薄切り肉(無ければ豚ロース薄切り肉でもOK)に少量乗せたら、
両脇から漏れないように折り込みながらロール状に巻いて、巻き終わりの部分を
爪楊枝で止めます。




全体に塩コショウをして小麦粉をまぶしてオリーブオイルをしいたフライパンで
全面をソテーします。全面に焼き色が付いたら、アンチョビとサフランを加え、
アンチョビが崩れてきたら白ワインを入れてアルコールを飛ばして、レモン汁を
絞って水を加え、蓋をして少し蒸し焼きにします。時々転がすのを忘れずに


水分が減ってソースに濃度が付き、全体にサフランの色が付いたら完成です




次はパスタの形成に入ります。生地をパスタマシーンに通る厚さに手で伸ばし、
一番上のメモリから徐々に下げながら伸ばしていって、マシーンの幅に合わせて
折りたたんだらもう一度メモリを下げながら伸ばし、厚めのシートを作ります。



マシーンに替え刃を取り付けて、タリオリーニと同じカッターに生地を通すと、
綺麗なパスタが出来上がりました。本来は幅2mmほどなので、タリオリーニ型で
カットすると少し細いのですが、ちょうど良い替え刃がないので今日はこれで



ソースに使うペコリーノ・ロマーノチーズは、グレーダーで細かく削ります。
先生がお使いのグレーダーはとても優秀で、色々な形に削ることができるので、
これがひとつあると便利そうです。近々買ってみようと思っています


早速パスタを茹で始めましょう。細麺の生パスタなので茹で時間はとっても短く
1分半程度。もしパスタを先に形成して冷凍保存しておいた場合には、プラス1分
くらいで揚げてくださいね。




フライパンにバターを入れて火にかけ、溶けたらパスタの茹で汁をレードル2杯分
入れて混ぜ合わせ、茹で上がったパスタを入れます。


黒胡椒を加えて、かき混ぜながらソースを吸わせて火を止めたら、ペコリーノ・
ロマーノをかき混ぜながら少しずつ加えて茹で汁でソースの濃度を調整します。
仕上げにオリーブオイルを入れれば完成です

チーズの塩分が多いので、パスタの茹で汁だとしょっぱくなりそうならお湯でも
かまいませんよ

全て出来上がったところで、早速試食タイムに


前菜はホタルイカとフルーツトマトのマリネ。ホタルイカの紫色・トマトの赤・
バジルの緑・セロリの白と、色合いがとっても鮮やかなサラダです。我が家では
夫がイカを食べないので、ホタテで代用して作ろうかと思っています


パスタはトンナレッリ・カチョ・エ・ペペ。簡易版カルボナーラのようなお味で
卵黄が入らないぶんさっぱり食べられますが、ペコリーノチーズの風味があって
とても美味しいパスタでした


メインは豚肉のインヴォルティーニ・サルディーニャ風。詰め物はシンプルで、
それを巻くお肉は豚肉なので、それほど味が強いわけではないのですが、それが
アンチョビとサフランだけで作ったソースに良く合って、美味しかったです


食後はコーヒーを淹れて頂いてホッとひと息。これで3月に通うレッスンも終わり
なので、こうして足しげく通うのもあと3ヵ月。寂しくなります

それ以降はたまに単発でレッスンに参加しながら、毎年今までに習ったお料理を
復習し続けて、きちんと活かしていこうと思います


今日から1歳児クラスへ進級です

2015-03-23 23:11:59 | 日記
い娘の通っている保育園では、4月1日ではなく、本日進級が行われました

4月1日には0歳の赤ちゃんたちが入園してきますので、それより上の学年は少~し
早めに進級し、4月1日までのあいだに新しいクラスに慣れる期間を設けます

これまでの0歳児クラスは他クラスの児童が出入りできないようにしたカギつきの
お部屋で安全・安心をテーマに守られて過ごしてきましたが、新しいクラスでは
1歳児と2歳児の合同クラスとなりますので、お部屋もかなり広くなって、遊びも
ダイナミックになってくるようです

2学年合同のクラスを縦割りで2つのグループに分けて、年齢の違う子供たちが、
同じ空間で過ごしお互いに成長していくことを目的としているようです。

これまでならおもちゃの取り合いも同じ0歳児同士でしたが、これからは1歳年上の
子供たちとの取り合いも出てくると思うので、少し厳しい環境で揉まれながら、
徐々に「社会」というものを学んでいくことになるようです

もちろん進級にあたっては担任の先生も変わりますので、まだ小さい娘たちには
なるべく負担の少ないように、実は3月に入ってからたびたびひとつ上のクラスで
過ごす機会を作ってくださっていました

新しいクラスのお部屋は、もともと延長保育の時間で使っているお部屋ですし、
延長保育などで一緒に遊んでいる年上の子供たちもたくさんいて、娘はもともと
社交的な性格でもあるので、とてもすんなりと馴染んでいたようです

進級して少しするとトイレトレーニングが始まったり、着替えの一部や靴の脱ぎ
履きなどを自分でできるよう練習が始まりますので、生活面でも成長が見られる
時期だと思います

そのぶん気持ちがきちんと追いついていくのは大変ですので、出来る限り不安を
消してあげられるように、気をつけながら様子を見ていこうと思います


ヘアサロンへ / おうちごはん(イタリア料理:基本・3月)

2015-03-22 23:11:21 | おうちごはん
今日の日中は、夫に娘の世話をお願いして朝から夕方までヘアサロンに行かせて
もらいました。娘がいるので数ヶ月に一度しか行くことができませんが、時間が
かかるのでどうしても娘のことが気になってしまいます

根本は縮毛強制、毛先はデジタルパーマという2種類の施術ですので、トータルで
7時間もかかってしまいました。ずっと座っているのも疲れましたが、そのあいだ
娘を見ていてくれた夫はもっと大変だっただろうと思います

帰宅してからは娘としっかり遊んで、寝かしつけた後はディナーの準備を開始

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本・3月】


前菜はアスパラガスのグリーンポタージュ。アスパラガス・牛乳・生クリーム・
塩コショウだけで作るのですが、これがと~っても味があって美味しいのです。
ブイヨンなど使わなくても、素材の味をきちんと引き出してあげればこんなにも
美味しいスープが作れるのですね


パスタはブカティーニ・アマトリチャーナ。ブカティーニはシチリア発祥ですが
ローマ周辺でよく使われるパスタで、中心に穴が開いたロングパスタです。この
パスタといえばソースはアマトリチャーナが定番で、美味しい組み合わせです


メインは魚介と山菜のフリット。今日の山菜はふきのとう。魚介は海老と鯛で、
ほかにはお教室で習ったときと同じくバジルも揚げました。バジルの揚げ物って
意外と美味しいのですよ

2日連続でイタリア料理のコースが作れて、大満足な週末でした