マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

ずぶといばばぁ

2009-10-23 22:03:25 | 手作りパン
 先週、娘が帰っていたときの話。

夕食時後もリビングから離れない娘。夫も、猫も何故か娘の傍に張り付いているのだ。

 娘の私に対する口の悪さは、今更言うまでもないが。夫は決して「止めなさい」とは言わない。

 むしろ、「私の代わりにやっつけてくれて。ウッシッシ・・」てな感じでニコニコ黙って笑っている。

 この日の夜も。

「パパ、可哀相やな~。ママが居るために、水をくんでもくんでも一杯にならんな~。くんでも、すぐ無くなるから」と、私をなじる。

夫は後の報復を恐れて「ほんまや」とは言わないが、その笑顔には(ほんま、ほんま。その通り)と書いてあるようなものだ。

そこで、思い出した。昔呼んだギリシア神話を。

高校生時代の私は、文学少女を気取っていた。「サガン」の『悲しみよ、こんにちは』で泣き。「サルトル」や「カミュ」等の哲学書なんぞも読んでいた。

 その中で、カミュの『シューシュポスの神話』を思い出した。

 シューシュポス。別名、シシュフォスとも言う。ヘレネス(ギリシャ)神話にでてくる狡猾なコリントス(エフィラ )の王で。町の建設者。

ゼウスの怒りにふれ、死後、地獄で巨大な岩を山の高み、山頂に押し上げてはむなしく転落させることを繰り返している。

 ギリシア神話には、必ず「ゼウスの怒りに触れ」と言う話が多い。

そして、結構残虐な話が多いのだ。こんな話もあった。

崖につながれ、内臓を(腎臓だったか)鷹(だったと思う)に食べつくされるのだが、その腎臓が夜のうちに再生して!また、次の日も食べられるという恐ろしい話も。

 思い天体を、一生背負ってあるく話もあったと思う・・・・。

う~ん。我が夫も今は「いい人」なんだけど。

 誰の怒りに触れたのか?今は、全てを食べつくされてるんだってさ!!


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