秋の味覚と言えば「栗!」
本当に有難い事に、今年も義姉から大粒の丹波栗を頂いた。(お義姉さん、ありがとうございます)
乾燥してはいけないので、直ぐに水に漬ける。
ジムから帰ってから鬼皮を剥く作業に。
せっかくのお気持ち、決して無駄にはしたくないので。
せっせ、せっせと傷を付けないように鬼皮だけを剥いていく
やっぱり採り立ての栗、柔らかい。皮も面白いように剥ける。
夜中1時を過ぎた頃に、やっと完了。
このまま水に漬けてもいいけど、明日も仕事だし。
腐ってもいけないので、軽く火を入れておこうと決めた。
重曹を加え、水から煮ていく。
またたく間に渋皮から出たアクで鍋は真っ黒に。
残りの作業は明日と、一旦湯を捨てて再び水に漬けて置く。
次の日は朝から火を入れ、帰宅後に再び作業する。
今度は真水で3度茹でこぼす。その間に渋皮の細い筋もモロモロになって剥がれていく。
なかなか剥がれていかない部分は、指でこそげ落としたり、爪楊枝でそおっと傷をつけないように剥がしていく。
何回か繰り返すうちに、ドス黒い汁が透明にかわってきた。
ここからの作業が長い。
じっくりと砂糖を煮含ませていく。
私の場合は3日くらいかけて、徐々に糖分を染み込ませていく。
以前はワインで煮たりしていたが、今は仕上げにマデラ酒をほんの少し垂らして。
今年も良い具合に完成した
仕上がった栗は、これまたひとつづつ丁寧にアルミホイルでくるみ。
そこからこれまた一つづつ、ラップでくるみ。
そして、最終的にはジプロックに入れて冷凍庫へ。
こうすれば栗は固くならないし、お正月のおせちに口取りとして使えるのだ。
食と言うものは、やはり時間と手間を惜しんでは出来ないものですね
ところが出来上がった栗を食べた夫は。
「私~。これあんまり好かん・・・
えっ!何や! 全部煮たんか私、栗ごはんの方が好き!」
あ~そうですか!
どんだけ手間かかってる思てんのんや!
これだから、食に興味がない人って嫌っ
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