22日の夜に、東京に帰るはずだった娘。
居心地がいいのか
「明日は、祭日?別に、今日帰らんでもええわね」
と、新幹線のチケットを変更。
翌日は、京都のお墓参りに行くのにも、「私も行く」とくっついて来た。
夫の両親のお墓と、義兄のお墓へ参り。北と西を移動して、奈良に帰ったら18時。
「今夜は鍋が食べたい。」と言うので、アナゴで出汁をとった「うどんすき」の支度をする。
そして、少しはりこんで「松茸ご飯」も。勿論、カナダ産ではあるが。
上品にトレーに並んだ松茸を、お買い物カゴに入れてレジで並ぶ時。なぜか少し誇らしい気分
「東京では、とても食べられない」と、大喜びの娘。
今夜は、ご馳走だと、ここまでは良かったが・・・・・。
上沼恵美子さんの「怪傑えみちゃんねる」の番組録画を、DVDで観ようとしたら。
何と!DVDが映らないのだ
「信号がおくれません」と、テレビ画面にメッセージが何度も流れるだけ。
どんよ~りとした、くら~い雰囲気がリビングに流れる。
テレビの前に座って、チャンネルを操作する夫の背中からは、すでにイライラビームが発信されている。
何でも電化製品は、新しいもの好きの夫だが。操作には弱く・・・・特に!取り扱い説明書は嫌い!
「これって、HDMIの接続を確認してって書いてあるよ~」と、取説を片手に話しかける私に。
「ちゃう、ちゃう!そんなん関係ないんやてなっ」と、イライラ。
DVDレコーダー機器もテレビの本体も、「安全装置が働いているかもしれないので、一度スイッチを切るか。もしくは、コンセントを抜いて
1分以上待ってから操作して下さい」と、取り扱い説明書には書いているのだが・・・。
「録画は出来るんかな?」と録画ボタンを押したら、今度は録画が停止出来なくてイライラ。
「リモコンの電池が足りんのかも」と言って電池を取り換えども、効果なし。
娘は状況を察して、二階の部屋にあがっていった。
せっかくの家族団欒やのに~。
ついに、「こんなん、知らんっ!私、頭痛いっ!寝てくるっ!」と、夫ぶちキレて。
二階へあがって行った。
やれやれ・・・・。
独り取り残されて、じっくり取説とにらめっこ。娘も、いつしか階下におりてきた。
「また、始まったな?」二人で、目くばせする。
さて、テレビのコンセントを抜き。すべての配線を抜いた。そして、1分間以上待って・・・・。
ほら、付いたたやないのDVDは、元通り。どうやら、台風のせいだったようで。
ほんまに、かなわんね~と美味しい煎茶を入れ。
「ママ、煎餅ないの?」
「煎餅?無いな~。お茶漬けあられでも入れる?」
二人で仲良く「怪傑えみちゃんねる」を、深夜なのに2本立て続けに観た。
テレビのえみちゃんは、夫の悪口を言いまくり。私達も、大爆笑。
息子なら、こうはいかない?だろーか。
秋の夜長は、更けゆく・・・・。