金曜日の各市場については、朝高から前場にかけてのじり安、そして後場も寄り高から2時半頃まではじり安で、その後は引けにかけての切り返し、といった具合できれいなW字を描いております。つまり方向感のない値動きと言えます。
それでもテクニカルには引けにかけての少々の切り返しで、新興市場のOSCは38%→39%へとコンバージェンス。日経225平均は+2%の51%、TOPIXも+3%の49%と、3月5日以来の高値をつけております。
この形からも、新興市場は3月19日につけた2番底からの束の間の浮上を経て、再度底を試しに行っている途中段階と言えます。そして、その底ですが、マザーズ指数では、997ポイントを付けた日のOSC31%との乖離差の8%分のポイント下落調整は覚悟しておかねばなりません。指数値ではあと17ポイント程の差です。となると、3月5日の988ポイントという市場最低値を更新するかどうかが、当面の見所といえます。何度も言っておりますが、今年の新興市場は昨年までと異なり、3番底をつけることなく中途半端に反発しております。OSCも20%台は一度もありません。これがだらだらと下げる、一番たちの悪い下げ方の元凶とも言えます。
以上を念頭においた上で、個別銘柄での注目銘柄を挙げてみました。
テクニカル用語の簡単解説
1.2448イーコンテクスト 逆張り注意
新興銘柄はどれもこれも下げてはおりますが、ダイバージェンス現象が顕著な銘柄は意外と少ないのです。これはダイバージェンスは示現しておりますが、まだOSC値が結構高い水準です。指数値ではあと2K分の下落で最低値に並びます。この株は従って130K割れでないと買ってはいけないと言えます。OSCが30%台へと押された時からに思い切って突っ込むか、それとも待つか。今の新興市場の典型のような株ですので、あえて明日の値動きを注目してみます。積極的に買いを入れるような状況ではありません。買うなら大きな投げが急に出た時。
2.6162ミヤノ
これは順調に切りかえしておりますので、地合の関係で明日360円近辺まで押された時が買い時となります。OSCは29%→34%です。もし高めで始まっても380円程度の10日MAで一旦戻されることを念頭に置いておいた方が良いかと。
3.4563アンジェスMG 逆張り注意
再度OSCが22日の26%割れを演じることを条件に、そこからの切り返しに注目です。割れっぱなしという可能性もありますので、買い時が少々難しいところです。もし、明日、592Kより数Kも高く始まるようだと、明日は反転の日かも知れません。
4.6672レイテックス
明日、940円あたりまで押されて止まった時に買う手です。昨年の11月22日は752円だった株が年初に1547円を付け、その後、某レーティング会社が来期の経常利益3.1倍を精査に入るため、ペンディングにしたことを受けての、1000円割れまでの調整です。まだその結果は出ておりませんが、それを待ちきれずに3月12日にはストップ高。その後、またまた押されての今は切り返し途上にあります。しかし、指数値が20日に次いで低く、明日はその押し目での940円が死守できるがどうかに注目。
5.4839WOWWOW
この株の金曜日の357Kまで押されてからのじり高は見事でした。筆者は半信半疑のため乗れませんでした。しかし、OSCは37%→50%まで急上昇。明日は寄り付きで一瞬380Kあたりまで上げるかも知れませんが、筆者の予想では、こうしてOSCを極端に上げた日の翌日は押し目が一旦あると見ております。その目途は金曜日の357Kというのが最後の歯止めです。もし、勢いが本当についているなら、そのまま386K越えから395Kあたりまで行きますが、意に反して動くのが今の相場です。特にこの株は押されておりましたので、やれやれ売りが出る頃です。そのあたり、推測通りに押し目を形成して357Kまで最悪近づいた時に、必ずや反転に転じるのかどうかに注目です。358Kで朝一番で指しておくのも面白いかと思います。このシナリオ通りに値動きをするかどうかの検証のための注目です。同じパターンは4849エンジャパンについても言えます。
6.2337アセットマネジャーズ
この株、明日は押される筈です。金曜日はとにかく安値引けです。問題は200K割れはないという、この株の神話が生かされるかどうかです。これまで202Kというのが安値です。後6Kです。指数値は最低値を更新済。OSCは-2%の45%、RSIも-5%の39%もまだあります。この株の直近の最低値であるOSC32%、RSI20%からするとまだ下落余地ありと見ます。その乖離から言っても、200K割れはないという神話が今度こそ崩壊すると見ます。それは明日とは限りませんが、近々ということは言えそうです。200K割れがあった時はさすがに一時的には買い戻しが入るはずです。そこから再度押されて悲観売りのピークが290Kで終息するのか、それともオーバーシュートの原則通りに180K台への突入があるのか、このあたりも明日以降の値動きとして注目です。反転サインが出ましたらこのブログで取り上げる予定です。
7.5852アーレステイ 逆張り注意
明日は再度の3000円割れで金曜日に2985円は死守できるかどうかに注目です。OSCは+3%の40%とコンバージェンスして終わっております。
その他、明日以降の下げ止まりポイントの注目銘柄としては、8992日本レップ、2462ジェイコム、4841ダブルクリック、2395新日本科学、8923トーセイ、4340シンプレクス・テクノロジー、2385総医研、そして4973日本高純度化学といった銘柄です。
以上です。
それでもテクニカルには引けにかけての少々の切り返しで、新興市場のOSCは38%→39%へとコンバージェンス。日経225平均は+2%の51%、TOPIXも+3%の49%と、3月5日以来の高値をつけております。
この形からも、新興市場は3月19日につけた2番底からの束の間の浮上を経て、再度底を試しに行っている途中段階と言えます。そして、その底ですが、マザーズ指数では、997ポイントを付けた日のOSC31%との乖離差の8%分のポイント下落調整は覚悟しておかねばなりません。指数値ではあと17ポイント程の差です。となると、3月5日の988ポイントという市場最低値を更新するかどうかが、当面の見所といえます。何度も言っておりますが、今年の新興市場は昨年までと異なり、3番底をつけることなく中途半端に反発しております。OSCも20%台は一度もありません。これがだらだらと下げる、一番たちの悪い下げ方の元凶とも言えます。
以上を念頭においた上で、個別銘柄での注目銘柄を挙げてみました。
テクニカル用語の簡単解説
1.2448イーコンテクスト 逆張り注意
新興銘柄はどれもこれも下げてはおりますが、ダイバージェンス現象が顕著な銘柄は意外と少ないのです。これはダイバージェンスは示現しておりますが、まだOSC値が結構高い水準です。指数値ではあと2K分の下落で最低値に並びます。この株は従って130K割れでないと買ってはいけないと言えます。OSCが30%台へと押された時からに思い切って突っ込むか、それとも待つか。今の新興市場の典型のような株ですので、あえて明日の値動きを注目してみます。積極的に買いを入れるような状況ではありません。買うなら大きな投げが急に出た時。
2.6162ミヤノ
これは順調に切りかえしておりますので、地合の関係で明日360円近辺まで押された時が買い時となります。OSCは29%→34%です。もし高めで始まっても380円程度の10日MAで一旦戻されることを念頭に置いておいた方が良いかと。
3.4563アンジェスMG 逆張り注意
再度OSCが22日の26%割れを演じることを条件に、そこからの切り返しに注目です。割れっぱなしという可能性もありますので、買い時が少々難しいところです。もし、明日、592Kより数Kも高く始まるようだと、明日は反転の日かも知れません。
4.6672レイテックス
明日、940円あたりまで押されて止まった時に買う手です。昨年の11月22日は752円だった株が年初に1547円を付け、その後、某レーティング会社が来期の経常利益3.1倍を精査に入るため、ペンディングにしたことを受けての、1000円割れまでの調整です。まだその結果は出ておりませんが、それを待ちきれずに3月12日にはストップ高。その後、またまた押されての今は切り返し途上にあります。しかし、指数値が20日に次いで低く、明日はその押し目での940円が死守できるがどうかに注目。
5.4839WOWWOW
この株の金曜日の357Kまで押されてからのじり高は見事でした。筆者は半信半疑のため乗れませんでした。しかし、OSCは37%→50%まで急上昇。明日は寄り付きで一瞬380Kあたりまで上げるかも知れませんが、筆者の予想では、こうしてOSCを極端に上げた日の翌日は押し目が一旦あると見ております。その目途は金曜日の357Kというのが最後の歯止めです。もし、勢いが本当についているなら、そのまま386K越えから395Kあたりまで行きますが、意に反して動くのが今の相場です。特にこの株は押されておりましたので、やれやれ売りが出る頃です。そのあたり、推測通りに押し目を形成して357Kまで最悪近づいた時に、必ずや反転に転じるのかどうかに注目です。358Kで朝一番で指しておくのも面白いかと思います。このシナリオ通りに値動きをするかどうかの検証のための注目です。同じパターンは4849エンジャパンについても言えます。
6.2337アセットマネジャーズ
この株、明日は押される筈です。金曜日はとにかく安値引けです。問題は200K割れはないという、この株の神話が生かされるかどうかです。これまで202Kというのが安値です。後6Kです。指数値は最低値を更新済。OSCは-2%の45%、RSIも-5%の39%もまだあります。この株の直近の最低値であるOSC32%、RSI20%からするとまだ下落余地ありと見ます。その乖離から言っても、200K割れはないという神話が今度こそ崩壊すると見ます。それは明日とは限りませんが、近々ということは言えそうです。200K割れがあった時はさすがに一時的には買い戻しが入るはずです。そこから再度押されて悲観売りのピークが290Kで終息するのか、それともオーバーシュートの原則通りに180K台への突入があるのか、このあたりも明日以降の値動きとして注目です。反転サインが出ましたらこのブログで取り上げる予定です。
7.5852アーレステイ 逆張り注意
明日は再度の3000円割れで金曜日に2985円は死守できるかどうかに注目です。OSCは+3%の40%とコンバージェンスして終わっております。
その他、明日以降の下げ止まりポイントの注目銘柄としては、8992日本レップ、2462ジェイコム、4841ダブルクリック、2395新日本科学、8923トーセイ、4340シンプレクス・テクノロジー、2385総医研、そして4973日本高純度化学といった銘柄です。
以上です。