国債先物価格を見ていると、株式市場との逆相関がよく見えます。今日の株は意に反して寄り天で終わりましたが、明日以降の相場下落を予感してか、国債先物価格は引けにほぼ今日の高値の135.24円をつけております。3月5日の135.35円がこのところの高値です。機関投資家の株から債券への逃避の流れはまだ継続中ということですね。
国債先物価格の今年の最安値は1月10日に付けた133円53銭です。そこから利上げ半々の予測からか134.96円まで1月26日には上昇しましたが、2月21日の利上げ決定後は、本来は下落するところが終値ではジリジリと上昇をしておりました。そこに世界同時株安と円高です。3月5日に国債価格は最高値をつけ一斉に資金の債券への逃避が始まったと言う訳です。
さて今日の株式市場ですが、市場参加者は前場の寄り天で、多少先物が戻してもほとんど反応せず、むしろ先物が値を下げるのに合わせてなど新興市場は下げを加速させる始末です。つまり死んだ状態ですね。筆者も9474ゼンリンや8423フィデックを手がけましたが、同値または-1Kでの撤退を余儀なくされました。こういう相場では手を出すのは禁句ということです。
マザーズ指数のOSCは-1%の42%、ヘラクレス指数は-2%の43%と両方とも中途半端なポジションです。5日に一番底を付けてからの2番底がこれから始まるものと思われます。日経225平均も-2%の38%です。これは5日よりも1%低い数字です。
と言うわけで、明日も雰囲気が非常に悪い中、取り立てて注目すべき銘柄はないものと思われますが、それでもテクニカル面から注目できそうな銘柄をスクリーニングしてみます。
テクニカル用語の簡単解説
1.2432DeNA ▲
この株の粘り強さには脱帽。OSCも+1%の46%です。南場社長の強運がついているのか?
2.8936リプラス △
これも押され強い展開でした。OSCは+1%の39%とまだ底割れしておりません。DeNAといい、こうした特色あるビジネスを手がけている株は強い。
3.6162ミヤノ ○
この株、当面の底は370円あたりであることが確認されたようです。今日も+9円でのOSCを2%伸ばして48%終了です。この株のOSCの今年の底値は何と47%なのです。それほど低PERが評価されての押し目買いが続いております。
4.5742エヌアイシ・オートテック ○
この株も底値77Kから下げる気配なく、出来高が少ないもののOSCを1%伸ばしての+1100円での切り返しです。後は出来高次第ですが、そろそろ皆さんの目が向いても良い頃かも知れません。
5.1766東建コーポレーション ▲
今日も+20円と健闘はしましたが、どうしても上には行けません。全くもって、まさに厚い雲の中で視界不良の飛行を続けている感じです。上に抜ければ視界も通って、大いなる上昇もあるのでしょうが、今は我慢の子か。OSCは連チャンでの33%です。RSIも連チャンでの21%です。近頃TVコマーシャルをよく見ます。古武道のような映像と記憶しております。このイメージが社名とともに「あの世界」を連想させて良くないのではないかと思います。賃貸住宅を借りるのにアパマンであろうが東建であろうが、借りる人は気にするもんですか。株価のためにも経費削減に努めた方が良いのでは。
6.3724ベリサーブ △
あくまで押し目狙い。6日の安値577Kに近づけば近づくほど買い目が出てきます。出来高極少のため注意。
7.7459メディセオ・パルタックHD ▲
これも1日の値動きは少なく、大局的に捉える必要がある銘柄ですが、1月31日と2月1日に大きく上げたその前の水準まで値を崩しております。それでも2100円は底堅く推移。今日もゼロ終了でOSCも+4%の45%は、この株としては出色の終わり方。一応マーク。
以上ですが、ほとんどの銘柄が今日の梯子外しにあって、テクニカルには崩れた形をとっております。これでアメリカが下げれば明日はもろくも崩れ去ることでしょう。
国債先物価格の今年の最安値は1月10日に付けた133円53銭です。そこから利上げ半々の予測からか134.96円まで1月26日には上昇しましたが、2月21日の利上げ決定後は、本来は下落するところが終値ではジリジリと上昇をしておりました。そこに世界同時株安と円高です。3月5日に国債価格は最高値をつけ一斉に資金の債券への逃避が始まったと言う訳です。
さて今日の株式市場ですが、市場参加者は前場の寄り天で、多少先物が戻してもほとんど反応せず、むしろ先物が値を下げるのに合わせてなど新興市場は下げを加速させる始末です。つまり死んだ状態ですね。筆者も9474ゼンリンや8423フィデックを手がけましたが、同値または-1Kでの撤退を余儀なくされました。こういう相場では手を出すのは禁句ということです。
マザーズ指数のOSCは-1%の42%、ヘラクレス指数は-2%の43%と両方とも中途半端なポジションです。5日に一番底を付けてからの2番底がこれから始まるものと思われます。日経225平均も-2%の38%です。これは5日よりも1%低い数字です。
と言うわけで、明日も雰囲気が非常に悪い中、取り立てて注目すべき銘柄はないものと思われますが、それでもテクニカル面から注目できそうな銘柄をスクリーニングしてみます。
テクニカル用語の簡単解説
1.2432DeNA ▲
この株の粘り強さには脱帽。OSCも+1%の46%です。南場社長の強運がついているのか?
2.8936リプラス △
これも押され強い展開でした。OSCは+1%の39%とまだ底割れしておりません。DeNAといい、こうした特色あるビジネスを手がけている株は強い。
3.6162ミヤノ ○
この株、当面の底は370円あたりであることが確認されたようです。今日も+9円でのOSCを2%伸ばして48%終了です。この株のOSCの今年の底値は何と47%なのです。それほど低PERが評価されての押し目買いが続いております。
4.5742エヌアイシ・オートテック ○
この株も底値77Kから下げる気配なく、出来高が少ないもののOSCを1%伸ばしての+1100円での切り返しです。後は出来高次第ですが、そろそろ皆さんの目が向いても良い頃かも知れません。
5.1766東建コーポレーション ▲
今日も+20円と健闘はしましたが、どうしても上には行けません。全くもって、まさに厚い雲の中で視界不良の飛行を続けている感じです。上に抜ければ視界も通って、大いなる上昇もあるのでしょうが、今は我慢の子か。OSCは連チャンでの33%です。RSIも連チャンでの21%です。近頃TVコマーシャルをよく見ます。古武道のような映像と記憶しております。このイメージが社名とともに「あの世界」を連想させて良くないのではないかと思います。賃貸住宅を借りるのにアパマンであろうが東建であろうが、借りる人は気にするもんですか。株価のためにも経費削減に努めた方が良いのでは。
6.3724ベリサーブ △
あくまで押し目狙い。6日の安値577Kに近づけば近づくほど買い目が出てきます。出来高極少のため注意。
7.7459メディセオ・パルタックHD ▲
これも1日の値動きは少なく、大局的に捉える必要がある銘柄ですが、1月31日と2月1日に大きく上げたその前の水準まで値を崩しております。それでも2100円は底堅く推移。今日もゼロ終了でOSCも+4%の45%は、この株としては出色の終わり方。一応マーク。
以上ですが、ほとんどの銘柄が今日の梯子外しにあって、テクニカルには崩れた形をとっております。これでアメリカが下げれば明日はもろくも崩れ去ることでしょう。