株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の相場概況(3.6.07)

2007-03-05 20:53:15 | 市場概況
相場がこうなると、過去のデータに基づくテクニカル分析もさすがに役立たずということになりそうですが、せめて、オシュレーター値でコンバージェンス(前日より上昇)している銘柄がいくつあるのかチェックしてみます。それと、OSCを極端に下げている銘柄もチェック。(20%台)

テクニカル用語の簡単解説

【OSCコンバージェンス銘柄】

・3809バリオセキュア・ネットワークス(53%→55%)
・9433KDDI(46%→48%)
・9432日本電信電話(41%→42%)
・8316三井住友FG(43%→47%)
・7267ホンダ(32%→36%)
・2914日本たばこ産業(56%→56%)
・4502武田薬品(44%→47%、+30円、薬品株だけ良かった)
・8937Human21(49%→49%)
・6413理想科学工業(55%→58%、+65円、逆行高)
・6324ハーモニック・ドライブ・システムズ(60%→64%)
・4816東映アニメーション(60%→61%、+-ゼロ)
・3971東セロ(71%→72%)

【OSCが20%台】

・6259大崎エンジニアリング
・2497ネットエイジグループ
・3060マガシーク
・3239総和地所
・3727アプリックス
・2385総医研ホールディングス

全254銘柄(TOPIXコア30銘柄含む)のうち、コンバージェンス銘柄はたったの12銘柄です。わずか5%弱。OSCが20%台もたったの6銘柄です。

コンバージェンス銘柄(プラ転含む)がこんなに少ないのは、これまでの経験では全く記憶にありません。これが単に「山高ければ谷深し」ということなのか、それとも行き過ぎの相場なのかは、明日か明後日には答えがでるでしょう。筆者は、今日は逆指し値が次々と作動し思わぬ急落を招いてしまった、ある意味で「人為的な下げ」を図らずも演じてしまったのではないかと疑っております。こんな値段で売る必要は、冷静に考えればないほどに大きく売られているからです。

少なくとも、テクニカル面からは明らかな「下げすぎ」の様相を各銘柄が呈しております。明日の前場が勝負どころとなると思います。ここで切り返し引けにかけて上昇するようなら、一度この下げすぎの修正が入ると見ております。もし、NYが今日切りかえしてのプラ転でシカゴの日経先物も100円高くらいで終わるなら、明日はギャップアップしての始まりとなるのは不可避でしょう。
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あまりの下げっぷりの見事さに

2007-03-05 15:29:10 | 株に出会う
簡単に今日の大引けの印象。
まさに怒濤の下げでした。日経平均はこれで下げ始めからの5日間の下げ幅が1574円です。マザーズ指数はあっという間に1000ポイント割れで988ポイント。まさに総投げの状態が引けにかけての動きでした。

ここまで投げが出ると、多少のリスクは取らねばなりません。まさに人の逆を行く道ですが、信用取引ができない3727アプリックスがストップ安からの反転で394Kで買い、業績銘柄で先日来の因縁の5742エヌアイシ・オートテックを77Kで買い、最後はヘラタイムで2337アセットMを212Kで買いました。これは最後にどーんと売りが出ての-2K終了。

この急激な下げは明日も余波が続くでしょうが、日経平均も週足が26週移動平均を下回っております。OSCも39%になりました。マザーズ指数のOSCは-13%の37%、ヘラクレス指数のそれは-13%の40%です。下げ一区切りついたと勝手に判断しての買いです。もちろん、ここから3番底は必ずあります。その前に明日か、明後日までの勝負です。明日の前場で更に雰囲気が悪ければ、どこまで下落に耐えるか、ここが勝負となりますが、果たして凶と出るか吉と出るか。これまでの経験ではこのような急激な下げが更に明日も怒濤のように続くとは思えません。土砂降りの雨が続くとしても5日くらいでしょう。これは世の摂理でもあります。今日買った方、また持ち越した方、勇気を持って下さい。

さて、体調を整えるためにトレーニングに行ってきます。久し振りに豪快な下げを堪能しました。これはこれですっきりとするものです。

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まだ高いが一旦後場に反発も

2007-03-05 11:03:55 | 株に出会う
今日は前場を見る限り、予想通りに寄り底ではなく、どちらかと言うと寄りでの空売りが正解でしたね。そうはいっても売りからいきなり入るのはやはり、寄り買いと一緒でなかなか出来ないことです。寄り付き後の値動きなどを見ないと相場の方向が何とも言えません。突っ込むのは結構ですが、食うか食われるか、イチかバチかの勝負となるだけです。トータルでは結局勝ち負けゼロが良いところ。案の定、日本の為替市場が円高に更に振れるとともに下げ幅を拡大。先物は320円安近辺で停滞中。日経225平均もほぼ同値で追随。(前場の引けに先物だけ-300まで急戻し。いつものことです。)

新興市場も下げ続けておりますが、まだ序の口かと思います。OSCにしてマザーズ指数が-9%の41%です。ヘラクレス指数のOSCも-9%の44%です。OSCが25%前後までの下落が今回の下げ目安ですので、まだまだ道半ば?ということになります。日経平均のOSCはついに、今年の最低値47%(1月11日)を下回っての前日比-9%の40%です。これは30%台前半までの下落が目途となります。これもまだ道半ばです。

しかしながら、ここのところの下げ調整がいかにも急ですので、今日、全般に後場に戻しかけるかも知れません。但し、そこで買うと偉い目にあいそうです。明日の寄り天を境にして再度の下落になる筈です。今日買うなら、通常の神経ですと今日の引けまでの上昇で売り、というのが皆さんのコンセンサスだと思いますので、引けにかけてなお上がっての最高値はないと見ております。

ここはあまりチマチマしたことに拘わらずに、高みの見物が一番良いのではないかと思います。それが各指標の動きにも現れております。今日は暇なのでブログのアップも「最速」でした。
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