難しい段階に入ってきましたが、日経225平均のOSCはまだ-3%の45%です。3月7日のOSCが38%で直近の底でしたが、その日の終値の16765円を今日は下回っております。3月5日の安値16533円は上回っているので、「底が抜けた」状態ではないという論調がありますが、テクニカルには底抜け状態です。つまり、45%から38%又はそれ以下への下落へ向かっての道程に既に入っていると言うことですね。それでも5日の安値を下回らなければ2番底を確認したことにはなりません。途中から情勢が変わって一旦反発するということはありうることです。しかし、筆者がつけている「真の高値」「真の安値」を勘案した「指数値」では、OSCが38%をつけた3月7日に対して既に今日は16ポイントほど下回っております。ここでも「底抜け」が確認できております。
新興市場ではヘラクレス指数の下落が激しいようです。指数値も日経平均と同じように既に下回っております。不動産関連銘柄の不調が大きいのではないかと見ております。マザーズ指数の指数値もあと10ポイントの下落で3月5日に追いつきますので、似たような情勢です。
こんな中で明日の注目銘柄をどういった観点から挙げたら良いのか途方に暮れます。とりあえず、昨日列挙した「指数値最低値更新銘柄」は引き続き見るとして、今日はそれに加えてOSCが30%以下にまで落ち込んだ銘柄があるかどうかを探してみます。
テクニカル用語の簡単解説
【新規に指数値が直近安値を更新した銘柄】
・8701SBIイートレード証券
・6158和井田製作所
・8789フィンテックグローバル
・3233ファンドクリエーション
・3815メディア工房
・3807フィスコ
・3043モジュレ
・2462ジェイコム(直近安値に並ぶ)
・3237イントランス
・3060マガシーク
・3067東京一番フーズ
・2134燦キャピタルマネージメント
・3064MonotaRo
・8766ミレアホールディングス
・8316三井住友フィナンシャルG
・8306三菱UFJフィナンシャルG
・7267本田技研
・4503アステラス製薬
・3382セブン&アイ・ホールディングス
・2315SJホールディングス
・4764デジタル・デザイン
・6988日東電工
・4822ハドソン
・8894原弘産
・8888クリード(最低値に並ぶ)
・2337アセットマネジャーズ(最低値に並ぶ)
・6432竹内製作所
・8698マネックスビーンズホールディングス(最低値に並ぶ)
・4842USEN
・7873アーク
・4340シンプレクス・テクノロジー
・4849エンジャパン
・6920レーザーテック
・5384フジミインコーポレーテッド
・4303Eストアー
・4835インデックス(最低値に並ぶ)
・6869シスメックス
・4974タカラバイオ
・4543テルモ
・2385総医研ホールディングス(最低値に並ぶ)
・4719アルファシステムズ
・6855日本電子材料
・4666パーク24
・8423フィデック
・8308りそなホールディングス
・5017AOCホールディングス
・8403住友信託銀行
【指数値安値更新+OSCが30%以下】
・1766東建コーポレーション
・6877OBARA
・3727アプリックス
以上です。ウォッチ銘柄254件のうち、今日新たにリストアップされた47件と昨日の27件と合わせると約30%となります。銀行株は軒並み指数値最安値更新です。今回の下落はチョイとやっかいですよ。これから不動産業界やREITにも効いてくると思います。
上記のうちOSCで30%以下の銘柄はたったの3件です。これはまだまだリバウンド高止まりの銘柄が多いことを物語っております。30%台もまだ少ない状態です。昨年の11月の下落局面では少なくともOSCは20%から30%台までは押しております。
今日は、昨日掲載の指数値安値更新銘柄27件のうち、あの今や「ボロ株」を代表するような2759テレウェイヴと4331テイクアンドギヴニーズがプラス引けです。4839WOWOWもプラス引けですが、これは「ボロ株」とは正反対の株です。
このように、一定程度の反発力は押されすぎ銘柄についてはありますので、参考にしたいと思っております。
いずれにしてもこの段階ではできるだけキャッシュ比率を高めて安全圏への避難をお勧めします。まだこれからゆっくりと時間をかけての下落が待っているかと思います。さすがに今日の夕刊の論調も、日経平均を元に戻すのに日柄がかかる、しかしファンダメンタルには今のところ変化はなし、との表現に変えてきているようです。新聞などのメディアはいつも事実の後追いですから、あまり役には立ちませんが、隅っこの方にこっそりと「本音」の記事が出ていたりしますので、筆者はむしろそうした陰に隠れた記事を大事に見ております。今日の引け後のブログに書いた、昨年8月のアメリカ不動産業界のハードランディングについての不動産業界の当事者のコメントなどその例ですね。人間の欲と金が絡むところには、古今東西を問わずに必ず不正と腐敗が醸成され、それを浄化するには日本の住専問題などを持ち出すまでもなく、紳士的な当局の通達・指導などでソフトに行えるはずはないことはどなたも先刻ご承知かと思います。
新興市場ではヘラクレス指数の下落が激しいようです。指数値も日経平均と同じように既に下回っております。不動産関連銘柄の不調が大きいのではないかと見ております。マザーズ指数の指数値もあと10ポイントの下落で3月5日に追いつきますので、似たような情勢です。
こんな中で明日の注目銘柄をどういった観点から挙げたら良いのか途方に暮れます。とりあえず、昨日列挙した「指数値最低値更新銘柄」は引き続き見るとして、今日はそれに加えてOSCが30%以下にまで落ち込んだ銘柄があるかどうかを探してみます。
テクニカル用語の簡単解説
【新規に指数値が直近安値を更新した銘柄】
・8701SBIイートレード証券
・6158和井田製作所
・8789フィンテックグローバル
・3233ファンドクリエーション
・3815メディア工房
・3807フィスコ
・3043モジュレ
・2462ジェイコム(直近安値に並ぶ)
・3237イントランス
・3060マガシーク
・3067東京一番フーズ
・2134燦キャピタルマネージメント
・3064MonotaRo
・8766ミレアホールディングス
・8316三井住友フィナンシャルG
・8306三菱UFJフィナンシャルG
・7267本田技研
・4503アステラス製薬
・3382セブン&アイ・ホールディングス
・2315SJホールディングス
・4764デジタル・デザイン
・6988日東電工
・4822ハドソン
・8894原弘産
・8888クリード(最低値に並ぶ)
・2337アセットマネジャーズ(最低値に並ぶ)
・6432竹内製作所
・8698マネックスビーンズホールディングス(最低値に並ぶ)
・4842USEN
・7873アーク
・4340シンプレクス・テクノロジー
・4849エンジャパン
・6920レーザーテック
・5384フジミインコーポレーテッド
・4303Eストアー
・4835インデックス(最低値に並ぶ)
・6869シスメックス
・4974タカラバイオ
・4543テルモ
・2385総医研ホールディングス(最低値に並ぶ)
・4719アルファシステムズ
・6855日本電子材料
・4666パーク24
・8423フィデック
・8308りそなホールディングス
・5017AOCホールディングス
・8403住友信託銀行
【指数値安値更新+OSCが30%以下】
・1766東建コーポレーション
・6877OBARA
・3727アプリックス
以上です。ウォッチ銘柄254件のうち、今日新たにリストアップされた47件と昨日の27件と合わせると約30%となります。銀行株は軒並み指数値最安値更新です。今回の下落はチョイとやっかいですよ。これから不動産業界やREITにも効いてくると思います。
上記のうちOSCで30%以下の銘柄はたったの3件です。これはまだまだリバウンド高止まりの銘柄が多いことを物語っております。30%台もまだ少ない状態です。昨年の11月の下落局面では少なくともOSCは20%から30%台までは押しております。
今日は、昨日掲載の指数値安値更新銘柄27件のうち、あの今や「ボロ株」を代表するような2759テレウェイヴと4331テイクアンドギヴニーズがプラス引けです。4839WOWOWもプラス引けですが、これは「ボロ株」とは正反対の株です。
このように、一定程度の反発力は押されすぎ銘柄についてはありますので、参考にしたいと思っております。
いずれにしてもこの段階ではできるだけキャッシュ比率を高めて安全圏への避難をお勧めします。まだこれからゆっくりと時間をかけての下落が待っているかと思います。さすがに今日の夕刊の論調も、日経平均を元に戻すのに日柄がかかる、しかしファンダメンタルには今のところ変化はなし、との表現に変えてきているようです。新聞などのメディアはいつも事実の後追いですから、あまり役には立ちませんが、隅っこの方にこっそりと「本音」の記事が出ていたりしますので、筆者はむしろそうした陰に隠れた記事を大事に見ております。今日の引け後のブログに書いた、昨年8月のアメリカ不動産業界のハードランディングについての不動産業界の当事者のコメントなどその例ですね。人間の欲と金が絡むところには、古今東西を問わずに必ず不正と腐敗が醸成され、それを浄化するには日本の住専問題などを持ち出すまでもなく、紳士的な当局の通達・指導などでソフトに行えるはずはないことはどなたも先刻ご承知かと思います。