株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.13.07)

2007-04-12 22:46:49 | 明日のモニタリング銘柄
マザーズ指数のOSCは前場より少し改善して、前日比+1%の49%、ヘラクレス指数のOSCは+2%の50%といずれもコンバージェンスしております。日経平均も前場より4%の改善で61%(前日比-5%)でのコンバージェンスです。日経平均は4月2日のOSC41%、終値17029円からするとまだ500円ほどの調整余地を残しております。

その点、マザーズ指数は4月10日のOSC42%を一応の底として、今日は終値で4ポイントほど下回りながらのOSCはまだ8%高い水準にあります。逆にヘラクレス指数は昨日のOSC48%を底にして今日はコンバージェンスで反転の体勢にあります。

これらの各市場のちぐはぐな動きを見ても分かるとおり、今の相場、何が何だか全体の指標を見ていても皆目分かりません。もう無手勝流でいくしかありません。

そこで、無手勝流での明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

【継続ウォッチ銘柄】

・9984ソフトバンク
 OSCが-3%の33%まで下落。明日、2710円前後からの切り返しでプラス終了するなら買い。更にOSCが押されるなら見送り。コンバージェンスして終わるなら、来週月曜日に明日の安値を防御できたことを確認しての買い。OSCが20%突入ならそこからの反発は必至。もうすぐクライマックスです。

・1729三光ソフラン
 この株3月30日の値段に近づいて来ておりますが、まだ買いは早いかと。何故ならその時のOSC22%というのがベースラインになるからです。今日はまだ33%です。指数値は既に下回っておりますので、これから監視体制を強化すべき時期に入ります。

・2400メッセージ
 明日は今日の安値の195Kを意識。OSCは-9%の49%まで下落。2月28日に181Kというのがありますが、もしこのあたりまで来れば後は上げるだけ。

・4755楽天
 大変なことになっております。OSCは-7%の26%まで下落。指数値は安値更新。明日はまだ下げそうです。しかし夜明けは近いかと。昨年の7月18日のOSCが31%→28%まで落とし、翌19日にその日の安値を防御し切り返しに転じ、20日には5000円高でストップ高でした。そうしたシーンが近々見られるかも知れません。要ウォッチ。

【底値狙い銘柄】

・2413ソネットM3
 ダイバージェンス度が更に拡がって14Kです。今日はOSCも+3%のコンバージェンス。明日は362Kの今日の安値で底堅いのを確認して買う手です。

・3787テクノマセマティカル
 今日は一旦100万円の大台に乗せながら、再度の後退。しかしOSCも+2%の40%とコンバージェンス。明日は965K前後からの反発を期待。

・2461ファンコミュニケーションズ
 ダイバージェンス度が7K。明日は203K前後まで押された時に買い。

・3840イーキャッシュ
 甘い汁を吸った方々の再参集はいわば人間の体に染み付いた本能です。麻薬のような魔力を持っております。この株にとって、その参集の時期が明日かも知れません。521K前後で踏ん張れるかどうかが焦点です。OSCは37%と前日同値。その兆候はあります。指数値は3月15日を既に下回っております。もし510K台へ突入するなら突っ込み買いか。

・6779日本電波工業
 この上り竜、3日ほど調整を食らっております。しかしこれがほどよい休養となり、明日は5900円割れから再度の上昇を開始するかと思います。しかしOSCがまだ+2%の57%と高止まりですので、6060円あたりまでの反発が当面の上げ目途。勢いがあれば出来高で分かります。

・4974タカラバイオ
 明日は405K前後からの反発に乗る手。往年のバイオ株。なかなか値動きがしぶといです。


【順張り銘柄】

・3770ザッパラス
 4月5日に3237株もの出来高で142Kまで上げたのが嘘のような不気味な静寂です。指数値はその前夜よりも下げております。明日は121Kの今日の安値を試しに行ってからのいきなりの相場展開も想定しながらの注目です。まだ日柄調整がかかる場合は明日も不発弾です。

・2120ネクスト
 この株、今日も出来高を伴いながら上げております。まだOSCは+6%の31%です。明日は更に出来高を伴っての300K到達があるのかどうか注目。強い場合は今日の終値の275Kを早々下回らずに切り返すはず。押されても262Kという今日の安値は防御できないと、これは期待外れとなります。しかしこの株、よく見ると値動きが実に安定しております。

・3807フィスコ
 明日の大穴候補。この株の噴火時期の予想は極めて困難です。何せあのフィスコ張りに外します。明日は113Kの底堅さを確認しての、その筋の参入があれば一気に120K~125Kまでの噴火活動があるかも知れません。OSCがじり高となっている割には終値が上がっておらず、マグマが段々とたまりつつあります。

・6890フェローテック
 地味ですが切り返しました。明日は押し目があったとしても887円を死守できれば、そこからの切り返しに乗じる手です。高く始まった場合は今日の終値あたりまでの押し目待ち。売り目途は930円あたり。実に地味ですが、燻し銀の技術力には定評があります。

・6672レイテックス
 今日の9ヶ月決算は前年度に比べての赤字幅縮小でした。赤字幅の拡大が想定されていただけに明日は一定程度の戻しにかかるかと。テクニカルには絵に描いたような良好な形です。この形に惚れ込んで今日857円で少々仕込みました。明日の勢い次第では追加予定。

・4321ケネディクス
 OSCは+5%の38%まで上昇。明日は今日の安値の534K前後まで落ちて来てからそれを上回るタイミングでの買い。同じく8888クリードは349K前後からの切り返し狙い。8902パシマネは241K以下に落ちてからの這い上がりタイミング。今日の8923トーセイが良い例。見逃しましたが。

・6877OBARA
 この株、この位置から切り返さなければ、いよいよ見捨てられるでしょう。明日は2225円前後までの押し目は許すとして、そこからは勢いよく100円位の上げを演じないと、もう田舎芝居のヘボ役者にしかなる道は残されておりません。

【逆張り売り銘柄】

・7974任天堂
 この絶好調銘柄に売りをかけるのはチョイと勇気がいりますが、OSCは+4%の77%にも達しております。RSIも79%と3月26日の80%に次ぐ高水準。安く始まっても勢いがついております。今日の37000円を仮に上回ってもそこから押されて割り込む時が売りの時期です。

・4680ラウンドワン
 この株の場合は調子に乗りすぎ。OSCは+7%の74%にも達しました。これは一昨年の5月に記録を取りだして以来の最高値です。昨年の12月に71%という高い値をマークしておりますが、その時の値動きが参考になるかと。何故上げたのかニュースを見ると売上高がほぼ計画線に近かったことと、何と、高齢化社会の到来でボウリング市場の拡大が期待されるとのことです。何故、お年寄りにあの体のバランスの悪いボーリングなのでしょうか?アナクロニズムも甚だしいかと。これも売り材料の1つ。

以上です。持ち越しは4293セプテーニと6672レイテックスという異例の組合せとなりました。明日こそ、株の本流を行く銘柄で一発泡を吹かせてやりたいものです。
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前場終了のブログのアップし忘れ

2007-04-12 20:29:33 | 株に出会う
今日の前場のブログ、「草稿中」のままでアップしたため、公開されておりませんでした。いつもご覧頂いている「固定客?」の方々、大変失礼しました。早速公開モードに変更して先ほどアップしました。もう遅いですけれどね。タイトル通りに迂闊にも本人まで「冬眠」をむさぼってしまったようです。
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ついに冬眠から目覚める

2007-04-12 11:19:34 | 株に出会う
タイトルは熊のような冬眠動物のことではありません。凍てついた氷の中で越冬中であった家人の「氷漬け株」の、3034クオールと6259大崎エンジニアリングをようやく地上へと引き出せるだけの外気温となってきましたので、ついに売却を決意した、そのことを形容してのことです。クオールは分割前で70万少々、大崎は65万円くらいの高値掴みでしたが一時はこれが半減。今だと2割減くらいまで盛り返してきております。

折しも季節も春たけなわです。何か変につっかえていたものが下りた感じです。特にクオールは根拠ない爆上げについ筆者が口を滑らせた、その直後に彼女買っていたのです。調剤薬局かどうかも何も知らずに、ただただ場が異様に賑わっていたというだけでです。そのことの間接的な責任がないと言えば嘘になります。そこに突如、新光証券という「救世主」が登場です。彼女も筆者も縁もゆかりもない証券会社です。何と目標価格を41.2万円としたのです。30万円に届いたら売ったらと進言しておいたのですが、何を思ってか彼女、今日の値動きを見て、大崎共々売りを決断しました。春の珍事でしょう。

さて、今日は下げるのは分かっていたため、寄りからの積極的な買いには入らず、157Kで待っていた魑魅魍魎株の4357ラ・パルレの約定と、OSCのダイバージェンスがやっと示現した4293セプテーニの97000円での約定、そして、朝からなかなか下げない2389オプトの241Kでの追っかけ買いの3つのトレードだけです。

そのうちラ・パルレは切り返し時に158Kで追加したものの、その後の魑魅魍魎ぶり(見せ板の出没)に嫌気がさしたため、前場引け際に159Kで全部売却しました。

今日は鉄鋼だけが異常に賑わっておりますが、後はさっぱりといっていいでしょう。もう各市場全体だけを見ていても、あまり意味がないような、個別物色での憂さ晴らし相場といった趣きです。日経平均のOSCがはっきりと下落しております。66%→57%です。17000円割れを来週にかけて起こすかどうかに注目です。それに比して、マザーズ指数のOSCは前日同値の48%と健闘。ヘラクレス指数のOSCは+1%の49%ですが、こちらはマザーズ指数と比べて4月5日を頂点にしての下落傾向にあります。しかし両指数とも日経平均の17000円割れでは、その大きな波に巻き込まれる公算が大です。アメリカ市場がここから伸びるとは思えません。

しばらくは個別物色の傾向が続きそうです。その日賑わっている業界・業種にいちはやく取り憑き戦果を上げるという、ダボハゼ戦法です。

春の嵐が時折吹いても、十分に待避できるだけの余裕を持ってトレードをしたいものですね。
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