今週はちぐはぐなトレードでした。
例えば、今日ストップ高までぶっ飛んだ4357ラ・パルレ、12日に157Kと158Kで買いながら、その日に159Kで手放しております。引けが155Kでしたのでそれはそれで正解でしたが、今日のリバウンドは予測外でした。昨日の引けの最安値155Kで、OSCも4%ダウンの37%に落ち、この株更に沈むのかと思い監視銘柄から外しておりました。
後から振り返って思い当たるのは、この株、昨日のRSIが21%まで急落していたこと。3月29日も21%でした。このRSI面から見た売られすぎ状態が、今日の寄り付きでの+7K始まりを誘ったのだろうと思います。それにもう1つ。指数値は10日と12日は全く同じでした。11日に一旦反転したのですが、もう一度念を押されるように12日に押し込まれましたが、10日の安値の150Kまでは割っておりませんでした。
こうした念には念をいれて底を確認するというのが、チャートを見る時の重要なポイントのようです。
ラ・パルレは例外として、今日の引けにかけては日経も新興市場も総崩れ状態でした。引けまでに反発が期待できる銘柄をいくつかウォッチしておりましたが、いずれも来週の反落が予想されるパターンでの終了でしたので新規買いはなく、後場に4849エンジャパン(-2K)と6672レイテックス(約-23円)も処分し、持ち越し株はゼロとなりました。
さて、来週の新興市場ですが、マザーズ指数のOSCは39%まで下落です。しかし、今年の特徴として、中途半端な下落からのリバウンドが見られることです。これを真の高値、安値を勘案したラリー・ウィリアムズ風の指数値で見ると、下記のようになります。( )内はマザーズ指数そのもの。注:OSC%は1日程度のずれがあることがあります。
1月11日 1028ポイント(1057.9)OSC:32%
2月16日 1029ポイント(1110.68)OSC:31%
3月5日 892ポイント(987.43)OSC37%
3月19日 885ポイント(992.35)OSC31%
4月3日 875ポイント(1008.6)OSC43%
4月13日 874ポイント(1010.95)OSC39%
3月5日の世界同時株安を契機に、一気に870~890ポイントあたりまで水準を切り下げてきております。面白いのは日柄調整にかかる時間が昨年より短くなっていることです。特に3月5日以降は、少し落ちては上げといったことを繰り返しながら、現実にはジリジリと下げております。そのせいかどうか、OSCで20%台の下げが一度もないのが今年の特徴です。しかしこういう下げはボディブローのように効いてきます。一部の日替わり物色銘柄を除いて、市場参加者がジリジリと減少しているのが背景にあるのかも知れません。
ヘラクレス指数そのものは、ついに年初来安値を更新です。こちらの方がストレートに衰退の道筋が見えております。
ここからの新興市場のシナリオは2つに分かれます。ヘラクレス指数に少々遅れをとってマザーズ指数も年初来安値を更新し、昨年までと同じように徹底的な下落に襲われるか、それとも、上にプロットしたように真の高値・安値の指数値ではマザーズ指数は循環的に上げ下げを繰り返しておりますので、来週は再度900ポイントを超える上昇局面を迎えることになるのか、という2つのシナリオです。
ここで背景として見るべきは日経225平均です。日経平均も世界同時株安までは、今年のOSCの最低値は47%と異常な値を示しておりました。つまり、完全な強気相場だったわけです。ところが3月5日を境にして3月7日に初めてOSC38%をマーク。その後4月2日には41%をマークしての、今日の48%(-13%)です。
日経平均の方の日柄は、これまで通りに17日から20日程度をかけて、ボトムからボトムへのサイクルを繰り返しております。4月2日のOSC41%から数えると、今日でまだ9日目です。来週一杯から再来週の初めにかけてOSCで30%台をマークするまでの下落調整プロセスが続くと解釈するのが自然です。4月2日のブログで、昨年のゴールデンウィークを挟んでの日柄調整期間の例を出し、2番底を日経平均が試すのに後10日ほどはかかると書いておりますが、そろそろその底を試しに行く時機が到来です。日経平均は4月2日に小さい2番底をつけておりますので、今度の17000円割れの再度の下落で3番底を付けることとなります。
結論としては、新興市場も日経に引っ張られる形で2番底そして3番底を確認しにいくのではないかと思います。その底を確認しない限り、特に3番底まで行かない限り、リバウンドがあったとしても1-2日に留まる可能性が大です。それを念頭に入れてのリバウンド狙いが当面の相場に対するかかわり方と言うことになりそうです。そして、真に底入れした段階で、昨年と同様に1週間程度の上げ相場が続くと見ております。
個別銘柄のうちリバウンド期待の銘柄については、日曜日までに明日の注目銘柄としてアップします。
例えば、今日ストップ高までぶっ飛んだ4357ラ・パルレ、12日に157Kと158Kで買いながら、その日に159Kで手放しております。引けが155Kでしたのでそれはそれで正解でしたが、今日のリバウンドは予測外でした。昨日の引けの最安値155Kで、OSCも4%ダウンの37%に落ち、この株更に沈むのかと思い監視銘柄から外しておりました。
後から振り返って思い当たるのは、この株、昨日のRSIが21%まで急落していたこと。3月29日も21%でした。このRSI面から見た売られすぎ状態が、今日の寄り付きでの+7K始まりを誘ったのだろうと思います。それにもう1つ。指数値は10日と12日は全く同じでした。11日に一旦反転したのですが、もう一度念を押されるように12日に押し込まれましたが、10日の安値の150Kまでは割っておりませんでした。
こうした念には念をいれて底を確認するというのが、チャートを見る時の重要なポイントのようです。
ラ・パルレは例外として、今日の引けにかけては日経も新興市場も総崩れ状態でした。引けまでに反発が期待できる銘柄をいくつかウォッチしておりましたが、いずれも来週の反落が予想されるパターンでの終了でしたので新規買いはなく、後場に4849エンジャパン(-2K)と6672レイテックス(約-23円)も処分し、持ち越し株はゼロとなりました。
さて、来週の新興市場ですが、マザーズ指数のOSCは39%まで下落です。しかし、今年の特徴として、中途半端な下落からのリバウンドが見られることです。これを真の高値、安値を勘案したラリー・ウィリアムズ風の指数値で見ると、下記のようになります。( )内はマザーズ指数そのもの。注:OSC%は1日程度のずれがあることがあります。
1月11日 1028ポイント(1057.9)OSC:32%
2月16日 1029ポイント(1110.68)OSC:31%
3月5日 892ポイント(987.43)OSC37%
3月19日 885ポイント(992.35)OSC31%
4月3日 875ポイント(1008.6)OSC43%
4月13日 874ポイント(1010.95)OSC39%
3月5日の世界同時株安を契機に、一気に870~890ポイントあたりまで水準を切り下げてきております。面白いのは日柄調整にかかる時間が昨年より短くなっていることです。特に3月5日以降は、少し落ちては上げといったことを繰り返しながら、現実にはジリジリと下げております。そのせいかどうか、OSCで20%台の下げが一度もないのが今年の特徴です。しかしこういう下げはボディブローのように効いてきます。一部の日替わり物色銘柄を除いて、市場参加者がジリジリと減少しているのが背景にあるのかも知れません。
ヘラクレス指数そのものは、ついに年初来安値を更新です。こちらの方がストレートに衰退の道筋が見えております。
ここからの新興市場のシナリオは2つに分かれます。ヘラクレス指数に少々遅れをとってマザーズ指数も年初来安値を更新し、昨年までと同じように徹底的な下落に襲われるか、それとも、上にプロットしたように真の高値・安値の指数値ではマザーズ指数は循環的に上げ下げを繰り返しておりますので、来週は再度900ポイントを超える上昇局面を迎えることになるのか、という2つのシナリオです。
ここで背景として見るべきは日経225平均です。日経平均も世界同時株安までは、今年のOSCの最低値は47%と異常な値を示しておりました。つまり、完全な強気相場だったわけです。ところが3月5日を境にして3月7日に初めてOSC38%をマーク。その後4月2日には41%をマークしての、今日の48%(-13%)です。
日経平均の方の日柄は、これまで通りに17日から20日程度をかけて、ボトムからボトムへのサイクルを繰り返しております。4月2日のOSC41%から数えると、今日でまだ9日目です。来週一杯から再来週の初めにかけてOSCで30%台をマークするまでの下落調整プロセスが続くと解釈するのが自然です。4月2日のブログで、昨年のゴールデンウィークを挟んでの日柄調整期間の例を出し、2番底を日経平均が試すのに後10日ほどはかかると書いておりますが、そろそろその底を試しに行く時機が到来です。日経平均は4月2日に小さい2番底をつけておりますので、今度の17000円割れの再度の下落で3番底を付けることとなります。
結論としては、新興市場も日経に引っ張られる形で2番底そして3番底を確認しにいくのではないかと思います。その底を確認しない限り、特に3番底まで行かない限り、リバウンドがあったとしても1-2日に留まる可能性が大です。それを念頭に入れてのリバウンド狙いが当面の相場に対するかかわり方と言うことになりそうです。そして、真に底入れした段階で、昨年と同様に1週間程度の上げ相場が続くと見ております。
個別銘柄のうちリバウンド期待の銘柄については、日曜日までに明日の注目銘柄としてアップします。