株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.11.07)

2007-07-10 17:17:31 | 明日のモニタリング銘柄
今日の注目銘柄の結果をサマリーすると、

【大当たり】

4728トーセ
 まさか、この大人しい株がこんなに大暴れするとは。上げてからは落馬が怖くて乗れませんでした。13日に決算発表があるとのこと。

3846エイチアイ
 寄りのロケット発射。この株の癖を知っているだけに押し目を待つも、今日に限って降りてこず。

【まずまず】

6324ハーモニック・ドライブ・システムズ
 人目を避けるような上げ方にはなじめませんでした。

9380東海運
 配当もいいので資産株として持つことを推奨していた方の気持ちがよく分かります。

【外れ】

9113乾汽船
 今日はお呼びではなかったようです。

4849エンジャパン
 今日は「縁」がありませんでした。

6269大崎エンジニアリング
 奇をてらっては駄目という好例。

2459アウンコンサルティング
 昨日は決算期待の騙しだったのか??

何のことはありません。大当たりは買えず、もちろん外れも買えず。大賑わいは原発銘柄のみ。木村化工機の阿鼻叫喚の地獄絵どころか、何と後場には阿弥陀様の浄土からお迎えまで来る始末。筆者の下手な予想が外れてしまいました。明日、罰が当たらなければよいが。

しかし、これら原発銘柄はキリスト教風に形容すると、まるでゴシック建築の尖塔に登るようなものであり、上に大勢の人々が既に詰めかけているのに、今更ノコノコと出かけても我が身を置く余地は多分ないでしょう。それどころか、少しばかりの獲物を手にして逃げまどう阿修羅(ではなく、悪魔かな?)に踏み殺されるのがオチかと。

さて、今日も無為な株道楽人生を過ごしてしまいました。この落とし前は何としても明日付けねばなりません。

そこで、半ば自暴自棄での明日の注目銘柄です。

1.6666リバーエレテック
 原発銘柄糞食らえの、世界に誇る独自技術を有する水晶振動子の優良株。その優良株が何で選りに選ってMM銘柄を選んだのでしょう。しかし、それは置いておいて、1289円の直近高値を何とか明日は抜いて欲しいものです。

2.6303ササクラ
 海水淡水化技術の大手。今日の出来高は目を見張るものがあります。突然変異か*?この異変が明日も続くかどうか引き続き注目。既に直近の高値はやすやすと越えました。

3.4043トクヤマ
 この株、まだ明日の前場まではいけそうです。1840円あたりまでは、5月11日からの急落のせいで出来高は少なく、どうもあまりホールドしている人がいないようなのです。

4.4775総合メディカル
 まだPER14倍少々の好業績株。こちらはテクニカル妙味からの注目銘柄です。木村化工機などとは正反対の性格の株。ゆっくりと入力しても間に合います。熟年のお父さん向きかも。

5.3727アプリックス
 あまり糞真面目な株ばかりでは、世の中面白くも何ともありませんので、既に親から勘当済の新興市場のはぐれ株を1つ。ジリジリと押されながらも、わずかに更正の胎動が見られます。もちろん、世の中の不良息子と同じで、更正した「ふり」をするのが誠にうまいので、いわゆる騙しの確率も相当にあります。そのあたりは、148Kを容赦なく割り込んで、買い方を食い物にするかどうかでご判断の程を。

以上です。今日までの延長線で注目銘柄を抽出しておりますが、明日になると雲行きがガラッと変わったりします。これが迷いの元凶です。しかし初志を貫徹しても、うまく行ったり行かなかったりです。かといって、徒手空拳で賭場に踏み込むほど、この年になって破れかぶれになるのも憚れます。何とも相場は難しいものですが、ここはじっくり、自分のパターンに嵌った銘柄をゆっくりと堪能するようなトレードを心がけたいものです。
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漂う相場の陰に咲く花

2007-07-10 11:38:32 | 株に出会う
前場は全く方向感のない相場展開でした。新興市場すら下げるなら徹底的に下げればよいのに、一部の銘柄だけが賑わいを見せており、指数全体はほぼフラット。日経のOSCだけは調整が急で-8%の51%です。それよりもマザーズ指数は高い58%(前日同値)、ヘラクレス指数も4%高い55%(前日比マイナス)となっているのは、いささか不可解。

要するに、相場全体が斑模様ということでしょうか。

タイトルにあるのは、第一に仕手戦と化した6378木村化工機です。第二に、今日の注目銘柄の4728トーセなどです。3846エイチアイも最後のMMを謳歌するように、寄り付きからのロケット発射で300K回復。

しかし、木村の仕手戦に参加する人はどんな顔をした方々だろうと思っておりましたが、至近距離にそのお顔がありました。家人です。1410円で買って1360円あたりまでの下落に耐えて、その後1460円で売り抜けるという「離れ技」をやってのけたようです。その間の来客にも応対。やはりこうした株は余裕がないといけません。これまでの負けで多分、くそ度胸のようなものが育っていたのでしょう。

前場は6143ソデックがいい形でしたので、プラス圏の時に924円で指していたら、木村とは違って、そこからは谷底にまっしぐらです。当然ながら筆者の指し値もあっというまに食われました。何とか、売り方の買い戻しの虚をついて、922円で損切りしましたが、迂闊にそれまでの「情勢」を見ないでエントリーすると失敗するという例でした。

全体に方向感なく浮遊しております。あまりこういう時は勝負しない方が良さそうですが、木村化工機が何時阿鼻叫喚の地獄絵図を描くのか、とくと拝見したいと思います。その際、我が家人が再度の突っ込み買いで巻き込まれないことだけ念じておきますが、その必要がなさそうです。乏しい資金でトレードをやっておりますので、日計り規制にひっかかる筈です。
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