株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.10.07)

2007-07-09 21:21:04 | 明日のモニタリング銘柄
結局、今日の日経平均はほぼ前場終了段階からフラットに推移。OSCは+2%の59%での終了でした。

後場に入ってからは、原発関連銘柄の一段高などありましたが、特に6378木村化工機や6356日本ギア工業あたりが急騰したようです。その木村化工機ですが、7月3日、4日とOSCで71%というピーク値を付け、その後2日間は62%まで落としておりましたが、6日の金曜日は5日の木曜日からは「反発する」形で終わっておりました。つまり上があったということです。今日はOSCで+5%の65%に伸ばし、上げ方も相当に急なものでしたので、ここからの上昇は限定的と見ております。明日の寄り付きの高いところを拾いに行くのは、特攻隊精神を持っている方限定にしておいた方が良さそうです。

9113乾汽船は結局+10円で一旦撤退。持ち越しはゼロです。

さて、明日の注目銘柄です。

1.3846エイチアイ
 ついに公募割れすれすれになったところに、MM銘柄からオークション方式への変更のIRがあり、心理面での改善が期待できそう。OSCも26%とこの株としては前代未聞。明日は5月18日の再来となるか注目。

2.4728トーセ
 地味な任天堂向けソフト開発会社。直近の6月26日の高値に並びました。強気で明日はこれを抜き去るかどうか注目。

3.2459アウンコンサルティング
 出来高は少ですが、高値更新を窺う勢い。出来高さえ増えれば。

4.6259大崎エンジニアリング
 これは大穴馬です。出来高はたったの77株。忘れ去られた存在か。オセアニア産。

5.6324ハーモニック・ドライブ・システムズ
 明日もう一度604Kを試してから。これは大崎より頼りになる刺客馬か。

6.9380東海運
 こちらは順張り。まだPERは12.34倍。6月5日に727円まで付けた株。調整完了か。7月に入ってから株式新聞でしつこく取り上げられているようですが、今のところ何故か笛吹けど踊らず。しかし、海上ターミナル業務(港湾作業)や産廃輸送にも強いというのは、何やら怪しげだけれども面白い存在。

7.9113乾汽船
 もう一度この株に注目。引け際の買い上がりは明日の動きを彷彿とさせます。もう一度明日の押し目を待っての買い。

8.4849エンジャパン
 新興銘柄とは縁を切りたいといいながらも、今日もこれで5つ目。まあこの株は大きな下落はないでしょうが、最近は面白みにも欠けてきました。チョイと試しに買っておく程度でどうでしょうか。

以上です。どうも弱々しい株ばかりとなったようです。もし、猪突猛進で行くなら、今日上げた4997日本農薬、6674GSユアサ、7735大日本スクリーンあたりもお勧めですが、出会い頭の事故に遭ったとしても、当方はイノシシ鍋に興味がありませんので、悪しからずご了承下さい。それでは、明日も良い株運をお祈りします。
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リアルタイム分析の強み

2007-07-09 11:22:34 | 株に出会う
唯一の持ち越しの9113乾汽船で、新しい見方でリアルタイムスプレッドシートでの値動きの検証をしましたが、今日の前場に1631円の安値まで押された時でも、切り返しのエネルギーが充満しつつあることが確認でき、買い増しの準備をしたほどでした。

これまでなら、買値を下回って更に落ちていく過程で、あえなく損切り撤退していたと思います。それが反対の心理状態になるということが、こうしたテクニカル売買の強みでもあります。

但し、今日の寄り前のよい雰囲気から、結果的にはマイナス圏までこの株が下落してしまったように、様々なファクターが値動きに絡みますので、単一のテクニカル指標でのみ、売買に執着することは危険です。リアルタイムに把握する指標と、この株のここのところの値動きの軌跡を4本足できちんと把握しておき、明らかにあるラインを下回った場合は撤退するということをあらかじめ決めておくことは重要ですね。

今までは、その撤退レンジが狭すぎました。もっとその株のその日の状態をリアルタイムに把握することで、今回のように安値での損切り撤退、その後の上昇での後悔、といったことが避けられることが検証できたことは収穫です。

後は、もっとすばやく売買を交錯させることによって、こうした賃貸銘柄は往復で利鞘が稼げる筈です。

さて、ここのところ筆者は、はっきりとした地合好転がない限り、新興市場銘柄は手がけないこととしております。その間でも1部市場の好業績銘柄、例えば、4043トクヤマ、4997日本農薬、6929日本セラミック、そして7735大日本スクリーンなどで、十分にデイトレの面白さが堪能出来そうです。

確かに、一旦動意付いてからの値動きの軽さは新興市場銘柄の良さですが、それが、一部のトレーダーや弱小投資顧問会社の意向で、トリックを様々に効かせての汚いトレードには嫌気がさしております。そうしたトリックに嵌ってしまった時の後味の悪さがある限り、この市場の明日はないでしょう。

喩えは悪いですが、人気(ひとけ)のない賭場場に入った時のようです。よほど腕前に自信がないと、鴨を待っている怖いお兄さんの餌食と化すだけです。

さて、後場も買い時が来ている銘柄があればそれを狙って明日に期待しようと思います。

日経平均は、予想通りに反発しOSCは+1の58%に上昇。まだ過熱感はありませんが、このところ相場そのものが大きく燃え上がる状態ではありません。ここのところは、あまり持ち越しは考えなくても十分ではないでしょうか。明日の朝の市況を睨みながら、落ちてきたところを拾って、高めで売るという技が出来てくれば、何も無理して持ち越すこともないと思います。
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