明日の注目銘柄（７．３０．０７）

ＮＹ市場が予想通りの下げで悲観１色です。ＮＹダウについては、ＯＳＣ面からはもう一段の下げを想定しております。確かに金曜日にＯＳＣは３８％まで７％も低下。７月１９日の７２％からは３５％もの低下を示しております。６月２６日に３５％を付けた時の翌日に１３２６０ドルという安値をマークしておりますが、そこまでは後５ドルの下げで到達します。

楽観的なシナリオでは、あと１０ドル程度までの下げでの急反転があり得ますが、悲観的なシナリオでは一気に１３０７３．４ドルという４月２７日の安値まで、多少の日柄を置いての突入もあり得ると思います。週足でのボトムラインを引いてみるとほぼそのあたりまで来ます。

これがＮＹダウの短期戻しと３番底までの想定とし、明日の日経平均はどういう軌跡を辿ると見ればよいでしょうか？

金曜日のブログに書いたとおり、テクニカル面だけからの予測では、１６９００円から１７０００円が第１弾の下げ止まりではないかと思います。日経平均のＯＳＣは３８％で既にかなり低くなっておりますが、昨年１１月２０に付けた３２％程度までの下落は想定して、まずは直近４月２日の安値の１６９９９円からのリバウンドを予想します。

つまり、ＮＹダウで後１９２ドル、日経平均であと２８５円あたりまでの下落を当面想定することにしますが、ＮＹダウが月曜日の夜からの相場で急反転すれば、明日の寄り付きからの安値で日経を拾っておくチャンスが到来します。まずは１７０００円割れを巡る攻防に注目。ＮＹダウの悲観シナリオに呼応する日経平均の３番底は金曜日のブログに書いた１６５６０円です。

さて、そんな中での明日の注目銘柄ですが、基本は東証の業績好調優良銘柄で、このところの下げがきつかった銘柄に絞ってみたいと思います。個別銘柄の説明は省略します。

銘柄名の右の数字は、２５移動平均からの乖離率、３番底～明日の買いターゲットラインです。

【主力市場でのＯＳＣコンバージェンス銘柄から】

・６１４３ソディック　９７％　８２０円～８４２円
・８９３９大和システム　９２％　２７６０円
・１７６６東建コーポレーション　９２％　６１５０円～６７００円

【主力市場でのＯＳＣ面での押されすぎ銘柄から】

・４５４８生化学工業　９３％　１２５０円～１２７２円
・７２０２いすゞ　９６％　６０２円～６３２円

【新興市場の押されすぎ銘柄から】

・６９０８イリソ電子工業　８９％　２８５５円～２９４０円
・２４５９アウンコンサルティング　７９％　１５２Ｋ～１６３Ｋ
・２１２０ネクスト　９０％　２４９Ｋ～２６２Ｋ
・２１２７日本Ｍ＆Ａセンター　９４％　４９８Ｋ～５２８Ｋ
・２１２６ＧＣＡ　７０％　４５２Ｋ（破れたら４１９Ｋまでの奈落へ）

【新興市場のコンバージェンス銘柄から】

・６７８７メイコー　８９％　３５２０円から３７３０円
・２３８９オプト　８６％　２４５Ｋ
・４２３８ミライアル　９３％　６７０５円～７２００円

【主力市場の高ボラティリティ銘柄から】

・９１３０共栄タンカー　９１％　４６８円
・６３５６日本ギア　１０５％　７５６円～８０８円

【主力市場の不動産銘柄から】急な金利低下のためあくまで短期投資で。

・８８６８アーバンコーポレーション　８６％　１６７１円～１８００円
・８４２３フィデック　８９％　１２４Ｋ～１５５Ｋ
・８９３３エヌ・ティ・ティ都市開発　８９％　１８０Ｋ～１９６Ｋ
・８９０２パシフィックマネジメント　１６１Ｋ

以上です。