株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.1.07)

2007-07-31 22:39:07 | 明日のモニタリング銘柄
今日は停滞した相場だったようですが、改めてテクニカル指標を見てみると、なかなかによい終わり方です。

特に新興市場は時が時なら上値追いの形ではあります。但し如何せん、既にOSCは54-5%の高値圏です。何かの拍子にすぐに調整する位置取りです。

先物と日経平均はOSCを43%にしており、特に先物は前日比+1%で反発体勢にあります。今晩のNY市場が大きく押さない限り、明日の押し目からの反発がありそうです。
個別株でも大分テクニカルによい形になってきているようです。

そこで明日の注目銘柄です。

1.6634ネットインデックス
 公募48万円に対して166万円の高値から555Kまで27日には降りてきました。明日は再度600K割れからの反発狙い。

2.3844コムチュア
 今日は3846エイチアイがストップ高を付けましたが、PERはここまで落ちてもまだ21倍弱。この株はロータスノーツを主体とするシステムインテグレーターという地味な形態が災いしているのかどうかすっかり人気離散状態ですが、PERはたったの11.5倍です。公募価格の17万円に7月24日にタッチしましたが、そこからは緩慢ながらの切り返し途上です。但し、来期の業績の伸びは横ばい予測ということです。このあたりが見捨てられている理由の1つかと思いますが、明日は久しぶりにこの株に注目してみます。180K割れがあれば拾っておきたいところ。但し、エイチアイほどの反転エネルギーはありません。

3.3842ネクストジェン
 この株、チョイと面白いところに位置しております。明日は押されて400Kに近くなったところで拾っておくと面白いかも知れません。NGNという次世代通信網に関係したビジネスは将来性あり。何故、見捨てられつつあるのか?

4.3236プロパスト
 175Kが固いようです。明日もう一度試されるでしょうから、そこで踏ん張れば上げにかかるのではないかと。

5.8941レイコフ
 出来高を伴った意味不明の下落です。一体何があったのかよく分かりません。決算も間近ではないようです。7月13日に上方修正してからの下落です。OSCは-8%の41%です。7月23日の31%、終値120Kからは結構なダイバージェンスです。とにかく意味不明ながらも明日は100K寸前まで行ってから何かあるかも知れません。

6.6727ワコム
 難解株に明日の難解な相場解きのためにあえて登場して頂きます。明日は213K以上223K以下で仕込みたいところですが、勢いが持続しているなら安値は225Kで踏ん張るでしょう。(今日1Q決算発表があり上方修正しておりました。

7.4548生化学工業
 地味ながらも今日はほぼ理想的と言える終わり方でした。RSIもたったの8%です。明日は1300円以下で仕込みたいところ。特買いで始まるようなら臆せず買い。8月2日が決算ですので、持ち越しは慎重に。

8.8933エヌ・ティ・ティ都市開発
 この株は気がつかないうちに切りかえします。今日は高値を付けてから押された形ですが、OSCは+4%の48%へと堅調に切りかえしました。明日は218Kの上値を抜けば後は233Kあたりまでの一人道中かも知れません。結局200K割れはないようです。

9.6379新興プランテック
 OSCを-8の33%まで落としながらの+4円とダイバージェンス度が激しいようです。今日は1511円という6月1日の安値の底に並びましたが、さすがに2日連続で1470円を付けた銘柄だけあります。明日は1511円までの押し目狙い。そこを抜けてしまえば、運を天に任せる以外にはありません。何せ「新興」という名称がついた株です。「たな奮」が明日見られるかどうか注目。

10.4757インテリジェンス
 明日は219K以下での仕込みです。2日連続コンバージェンスの御利益があるかどうか注目。USEN傘下は良いとしても、事業の関連性は全く見受けられません。人材派遣の気にくわないところは、まさに「人材」を「商品」として企業に送り出す訳ですが、その「人材」が自らが長年かけて育てたものではなく、巷でリクルートした人材であることが、最も問題と筆者は思います。一体この会社の付加価値は何か?まさに「人材」を消耗品のように扱うことをビジネスにしている、この会社の存在意義は単なる紹介ビジネスということに過ぎません。単なる紹介なら、今昔の仲人さんの方がまだ、自分の目利きで相性の合う男女を引き合わせただけ、付加価値があります。まあ、いつもながらの非難ですが、このくらいにしておきましょう。

11.6362石井鐵工所
 今日大人しくゼロ終了。明日は301円までの押し目を待つ手です。仕手株だけあってなかなか値動きに飽きさせません。7月11日、12日のお祭りの再来があるかどうか。

以上です。
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警戒感が色濃く残る

2007-07-31 11:17:00 | 株に出会う
昨日のNY市場は予想通りの小反発でしたが、今晩にはその揺り戻しがあるのではないかとの疑念からか、シカゴのCMEも大証よりも安く戻り、今日は先物がプラ転しません。そうなると、日経平均も水面上に最初だけ顔を出していたものの、前場終了では-38円でOSCは-1%の42%となっております。

マザーズ指数やヘラクレス指数だけが空元気を出しておりますが、既に両指数ともに55%にまで戻しており、そろそろ限界点に近づいております。

前場で2459アウンコンサルティング、2389オプト、6871日本マイクロニクスを利確。6988日東電工と8035東京エレクトロンが損切りと相成りました。損切りの2銘柄は特に日東電工は買値以上には戻しておりますので、少々早すぎました。両方ともしかしOSCと指数の関係からは、今の先物の状態では一杯一杯かと思います。

底打ち感から一向に下げる気配のない8939大和システムのみホールド中。これはテクニカルに下げサインが出ない限り、何日か引っ張っていきたいと思います。

と言う訳で、今日はある程度の反発かと思いきや、物事も株も思い通りには行かないという典型的な相場です。これで後場に下げ基調が強まるようなら、中途半端な位置取りの株を持っている方は、一旦逃げておいた方がよいかも知れません。

経験則からは、大きな下げに見舞われた後、一直線に上昇することはあまりありません。地震と同じで必ず余震が襲ってきます。その余震が本震よりかひょっとすると大きいかも知れないのが、今の状況ではないかと思っております。いわゆる金融連鎖がどこまでつながっているのかよく見えないためです。果たしてFRBがヘッジファンドなどの投資実態を正確に掴んでいるものなのか、はなはだ疑問です。つい先だってのサミットでも、ヘッジファンドなどの投資実態の把握の申し合わせがあった程です。サミットがそうなのに、FRBが既に実態を掴んでいるとはとても思えません。

そう言う訳で、しばらくは相場の先行きが見えるまでは一進一退での攻防か、さらにドカーンと大きな波が押し寄せるか、どちらかのような気がします。その波の間で、市場とは逆の動きをしないと、とんでもない事態となりますのでご用心の程を。
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